トマトジュースの効果は?リコピンの健康パワーと正しい飲み方を解説
毎朝のコップ1杯のトマトジュースが、老化防止から血圧ケアまで幅広い健康効果をもたらすと注目されています。
その秘密は、トマトに豊富に含まれるリコピンをはじめとした栄養成分です。
今回は、トマトジュースに含まれる主要な栄養素や、体にうれしい効能、さらに栄養を効率よく摂取するための飲み方を管理栄養士の清水加奈子さんに教えてもらいました。
教えてくれたのはこの人!

清水加奈子(しみず かなこ)
フードコーディネーター/管理栄養士
調理師、国際中医薬膳師の資格も持つフードコーディネーター。アイディアレシピやダイエットレシピの提案からフードスタイリングまで幅広くこなし、食関連の企業サイトや雑誌などで活躍中。
公式サイト
トライアルでの販売価格
トマトジュース…本体価格228円(税込246円)~
※2026年4月メガセンタートライアル八千代店調べ。
※販売価格は時期や産地によって変動します。
トマトジュースに期待できる驚きの効果

トマトジュースには、現代人の健康課題に応える栄養成分がぎっしり詰まっています。
ここでは特に注目したい3つの効果について紹介します。
【抗酸化作用】リコピンが老化を防ぐ
トマトジュース最大の魅力は、リコピンの強力な抗酸化作用です。
リコピンはカロテノイドの一種で、ビタミンEの約100倍、β-カロテンの約2倍ともいわれる抗酸化力を持ちます。
この抗酸化力が、体内で発生する活性酸素を除去し、細胞の酸化ダメージを防ぎます。
活性酸素は老化やがん、生活習慣病の原因のひとつとされているため、日常的にリコピンをとることは健康維持に有効な習慣といえるでしょう。
さらに注目すべきは、生のトマトよりもジュース(加工品)のほうがリコピンの吸収率が高い点です。
加熱・加工によってトマトの細胞壁が柔らかくなり、細胞壁の内側に閉じ込められていたリコピンが溶けだしやすくなります。
つまり、トマトジュースは生食よりも効率的にリコピンを体内に取り込める、理にかなった摂取方法なのです。
【コレステロール改善】善玉を増やし血管をきれいに保つ
リコピンには、血中の脂質バランスを改善する働きもあることが研究で示されています。
継続摂取によって善玉コレステロール(HDL)が増加し、血管を清潔に保つ効果が期待できます。
効果が現れる目安は、およそ8週間の継続摂取です。
毎日コップ1杯(200ml程度)を習慣にするだけで、特別な食事制限をしなくても血液の状態をサポートできます。
1日の目安はコップ1杯(200ml)です。
飲みすぎるとカロリー過多になるので、毎日適量を守るのが長続きのコツですよ。
【血圧対策】GABAが高血圧を予防する
トマトジュースには、GABA(γ-アミノ酪酸)というアミノ酸の一種も含まれています。
GABAは、血管を収縮させるノルアドレナリンの分泌を抑制し、交感神経を鎮静状態にすることで、細動脈の緊張をほぐして血圧を下げるメカニズムがあります。
精神を安定させたり、中性脂肪を抑えたりする働きも期待できる、注目の成分です。
血圧が気になる方は、食塩無添加タイプを選んでください!
有塩タイプだとGABAの効果が塩分で打ち消されてしまいます。
物足りないときはレモン汁や黒コショウをプラスするとぐっと飲みやすくなりますよ。

トマトの栄養と効果は?リコピンの吸収を高める食べ方を解説
トマトジュースで美肌&ダイエット!気になる美容効果

トマトジュースも美容面で多くのメリットをもたらします。
ここでは、日々の暮らしに身近な3つの美容効果を紹介しましょう。
【美白・美肌】ビタミンCが紫外線ダメージをリセット
トマトジュースにはビタミンCも豊富に含まれています。
ビタミンCはメラニンの生成を抑制してシミやくすみを予防するほか、コラーゲン合成にも不可欠な栄養素です。
朝にトマトジュースを飲む習慣は、日中の紫外線ダメージに対して内側から備える飲む日焼け止めとして機能すると考えられています。
スキンケアと組み合わせることで、より高い美肌効果が期待できるでしょう。
【デトックス】カリウムがむくみを解消する
トマトに含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出する利尿作用を持ちます。
外食続きで塩分をとりすぎたと感じる日や、夕方になると足がパンパンになりやすい方にとって、トマトジュースは手軽なデトックスドリンクとして活躍します。
カリウムは代謝向上にも関わるため、むくみ解消だけでなく体のすっきり感にもつながるでしょう。
腎疾患のある方はカリウムのとりすぎに注意が必要です。
持病がある方は、かかりつけ医に相談してから取り入れてくださいね。
【脂肪燃焼】13-oxo-ODAがやせやすい体をサポート
近年の研究で注目されているのが、トマトに含まれる不飽和脂肪酸の一種13-oxo-ODA(オキソ酸)です。
この成分はPPARα(脂質代謝の調節因子)を活性化し、肝臓中の中性脂肪を低下させる効果があることが2012年の研究(※)で明らかになっています。
トマトジュース1杯あたりのカロリーは約30〜40kcal。
カロリーが低く、間食をトマトジュースに置き換えるだけで、無理なくカロリーをコントロールすることも可能です。
※京都大学「トマトから脂肪肝、血中中性脂肪改善に有効な健康成分を発見:効果を肥満マウスで確認」(2012年2月10日発表)
飲みすぎると肌が黄色くなる柑皮症が起こることがあります。
害はなく摂取量を戻せば改善しますが、1日200mlを目安に続けるのがベストです!

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トマトジュースの効果を高める飲み方
トマトジュースの栄養を余すことなく摂取するためには、飲み方に少し工夫が必要です。
成分の特性を活かした、3つの飲み方を紹介します。
吸収効率が最も高いのは朝

同じトマトジュースでも、飲む時間帯によってリコピンの吸収率が変わります。
カゴメ(※)が実施した研究によると、朝に摂取したときが最もリコピンの吸収率が高いという結果が出ています。
忙しい朝でも、コップ1杯を飲むだけなら時間はかかりません。
朝食といっしょに習慣化することで、毎日無理なく続けられる健康習慣になります。
※カゴメ株式会社「朝にトマトジュースを飲むと機能性成分“リコピン”が 効率的に吸収されることを“ヒト試験”で確認」(2016年8月2日発表)
オリーブオイルで吸収率が劇的にアップ

リコピンは「脂溶性」の成分のため、油といっしょに摂取することで腸での吸収率が大幅に向上します。オリーブオイルをトマトジュースに数滴垂らすだけで、リコピンの吸収率が最大4倍になるともいわれています。
ドレッシング感覚でオリーブオイルを少量加えるのが最も手軽な方法です。
エクストラバージンオリーブオイルを使えば、オレイン酸などの追加の健康メリットも得られるでしょう。
加熱でリコピンをさらに取り込みやすく

加熱によってトマトの細胞壁が壊れ、リコピンがより溶けだしやすくなります。
冬の朝など、冷たいジュースが体に負担に感じる季節は、電子レンジで軽く温めてスープ感覚で飲むのがおすすめです。
加熱しても栄養素の多くは失われず、健康効果にも変化はありません。

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トマトジュースの健康パワーをトライアルで賢く手に入れよう

トマトジュースは、不足しがちな抗酸化成分を補い、家族の健康を守る飲む野菜そのもの。
毎朝コップ1杯を続けるだけで、おいしく栄養をチャージできます。
トライアルの飲料コーナーには、食塩無添加タイプや機能性表示食品など、健康目的に最適な商品がそろっています。
まとめ買いしてストックしておけば、飲み忘れも防げるでしょう。
ぜひトマトジュースを選んで体の中から元気になれる食生活を取り入れてみてください!

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