旬のコウイカとウナギが楽しめる、トライアルの「夏の厳選にぎり」
リーズナブルな価格で、新鮮な素材が楽しめるトライアルのお寿司。マグロやサーモンといった定番のネタにこだわるのはもちろん、旬の味覚にも力を入れており、毎月異なるラインナップが店頭に並びます。
2021年6月の注目商品は、コウイカとウナギを盛り込んだ「夏の厳選にぎり」。その内容や開発のポイントについて、トライアルで販売するお寿司の共同開発を行っているマリンフーズ株式会社の児嶋亮さんと、トライアルの鮮魚担当・久保がご紹介します。
※九州の店舗限定の商品です。
※店舗によって取扱い時期が異なります。
2021年6月の「お寿司セット」のラインナップは?
- 夏の厳選にぎり
- うなぎ蒲焼きにぎり
- サーモンサラダにぎり
- 海鮮漬け丼
※店舗によって品揃えが異なる場合があります
トライアルの「お寿司セット」は、月ごとにラインナップが変わります。2021年6月のラインナップはこちら。
このほか、旬の魚介を盛り込んだ週替わりのセットも販売いたしますので、ぜひ店頭にてご確認ください。
2021年6月のおすすめは「夏の厳選にぎり」
――「夏の厳選にぎり」は、旬の魚を中心に、さまざまなネタを楽しめるのがお得ですね。
児嶋:この「厳選にぎり」シリーズは、2021年の春からスタートしたセットなんです。これまで、旬のネタを使ったお寿司は単品の商品として販売していたのですが、それらをセットにすることで、一度にいろいろな味を楽しんでいただきたいという思いで提案をしました。
久保:おかげさまで、お客様からも好評いただいています。今までは、スーパーマーケットという特性上、セット商品を作るにしてもファミリー向けが多かったのですが、それだと単身の方や年配のご夫婦など、量が多いことを理由に購入をためらうお客様もいらっしゃいます。
今回、旬のネタを中心とした9貫にすることによって、より手軽にお寿司を楽しんでいただけるようになったのではないかなと。
――「夏の厳選にぎり」で、特に食べてもらいたいネタは何でしょうか。
児嶋:この時期に旬を迎えるコウイカですね。インドネシアで捕れた物で、パリパリとした食感を楽しんでいただくため、あえて1杯100g程度の小さめの物を使用しています。しゃりとネタのあいだには大葉を挟み、ネタの上にはトビコをトッピング。味と見た目にこだわった寿司に仕上げています。「夏の厳選にぎり」には、コウイカが3貫入っていますので、旬の味わいを存分に堪能していただきたいです。
さらに、夏を意識してウナギも1貫入れました。こちらは機械によるスライスではなく、一切れひと切れ手でカットした物を使用。そうすることで、見た目のボリュームと口に入れたときの食感が出るようにしました。
――ほかに、注目すべきポイントがありましたら教えてください。
児嶋:サーモンやタイは、生の物を使っています。また、9貫のうち1貫は、地域の特色が出るネタが入ることもあります。
久保:例えば、北海道ではアナゴが好まれない傾向があるので、代わりに特産品であるホタテを入れるといった感じですね。これらは、各店舗で仕入れを行うので、その土地ならではの旬の魚を楽しんでいただけると思います。
鮮度とバランスにこだわったトライアルのお寿司
――トライアルで販売されているお寿司は、どのような点にこだわって作られているのでしょうか。
久保:いくつかありますが、主にこだわっているのは「ネタの鮮度」「旬のネタを取り入れること」「可能な限り生の寿司ネタを使うこと」の3点です。トライアルのお寿司セットは、「魚屋の寿司」をテーマに掲げています。そのため、一番大切なのは鮮度。毎日市場から仕入れている素材もあり、新鮮であることはもちろん、自然と旬の物が多くなりますね。
生の寿司ネタについては、例えばお子様や女性に人気のサーモンは、以前は冷凍の物を使用していましたが、今は生のノルウェー産を使っています。また、エビやアナゴなど加工を施す物は、品質を一定にするために、マリンフーズさんに加工を依頼しています。このように、こだわりを持って開発することにより、総菜の寿司とは異なる、魚屋の寿司らしさを出しているんです。
――マリンフーズさんでは、お寿司セットの開発にあたり、どのようなことに気をつけていますか?
児嶋:鮮度へのこだわりは、加工を施す物でも同様です。例えば、エビは活け締めの原料を使用。マグロは冷凍物ですが、国内の工場で加工し、自社のコールドチェーンでの温度管理により、店舗まで鮮度を保ったままお届けできるよう取り組んでおります。
――しゃりやセット内容のバランスといった部分でも、何か工夫はありますか?
久保:お寿司で重要なのは、しゃりとネタのバランスです。しかし、スーパーの陳列販売では温度管理が難しく、握り立てを出す専門店とは異なる工夫をする必要があります。そのひとつがしゃりです。
作り置きの場合は酢が飛んでしまうため、しゃり酢は少し濃い目にしています。また、専門店との差別化として、ネタの上に野菜などをトッピングするアレンジ寿司の開発にも力を入れています。
このほか、お寿司につけているお醤油も、地域によって味を変えています。お醤油は、それがお客様の味覚に合うかどうかで、お寿司のおいしさをも左右する大切な存在。北の地域では塩辛く、南の地域では甘辛いものが好まれる傾向があることを考慮し、トライアルでは現在、全国を7エリアに分けて、異なるお醤油を添付しているんですよ。
こういった細かいことも意識しつつ、これからもお客様のニーズに合わせた形で、おいしいお寿司をご提供していきたいと思っています。
※九州の店舗限定の商品です。
※店舗によって取扱い時期が異なります。
企業プロフィール
マリンフーズ株式会社
マリンフーズ公式サイト
Instagram:おうちでおさかな/マリンフーズ【公式】