
熱中症対策として飲んでおきたい飲み物・NGの飲み物とは?
これからの暑くなる夏の季節には、熱中症を防ぐために、こまめに水分補給をしたいところ。
しかし、飲み物の種類によっては脱水症状を招いたり、糖分のとりすぎになったりしてしまうため、注意が必要です。熱中症を防ぐには、どのような飲み物を選べばいいのでしょうか?トライアルで販売している夏の水分補給におすすめの飲み物や、水分補給のポイントについてご紹介します。
目次
熱中症対策として飲んでおきたい飲み物って?
これからの暑い季節、熱中症を防ぐために欠かせないのが、こまめな水分補給です。トライアルでも、夏前から大容量サイズのペットボトルを購入するお客さまが増えます。とはいえ、飲み物なら何でもいいわけではありません。
なぜなら、水分だけを補給すると体液のバランスが崩れ、熱中症のリスクが高まるからです。汗をかくことで水分だけでなく、塩分(ナトリウム)やカリウムなどの電解質も失われてしまいます。
そのため、大量に汗をかいた場合に熱中症対策として飲んでおきたいのは、汗をかいて失われた水分と塩分をスムーズに補給できる飲み物です。
厚生労働省は熱中症対策として、食塩相当量が100mlあたり0.1~0.2g以上の飲料の摂取を推奨しています。
トライアル厳選!熱中症対策におすすめの飲料
こまめに水分補給をするためにも、常に飲み物を持ち歩くのがベスト。
続いては、トライアルで販売している熱中症対策におすすめの飲料を、3つに分けてご紹介します。
1 スポーツドリンクなど塩分を適度に含む飲料
外で仕事をする機会が多い人や、運動をよくする人は、水分と塩分を同時に摂取できるスポーツドリンクがおすすめです。
「ポカリスエット」(大塚製薬)や「アクエリアス」(日本コカ・コーラ)などのスポーツドリンクは「アイソトニック飲料」と呼ばれ、浸透圧が体液と同じになるように調整されているため、体内に吸収されやすいという特徴があります。
作業前や運動前から飲み、約20~30分ごとにコップ1~2杯程度を摂取するのが大切。

ポカリスエット(大塚製薬)
容量 | 価格 |
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500ml | 税込119円(本体価格111円) |
1.5L | 税込199円(本体価格185円) |
1.5 Lケース(8本入) | 税込1,592円(本体価格1,475円) |
※2025年4月スーパーセンターアイランドシティ店調べ。

アクエリアス ゼロ(日本コカ・コーラ)
容量 | 価格 |
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500ml | 税込89円(本体価格83円) |
2L | 税込169円(本体価格157円) |
1ケース(2L×6本入) | 税込1,014円(本体価格939円) |
※2025年4月スーパーセンターアイランドシティ店調べ。

アシストイオンはっさく&レモン(トライアル)
容量 | 価格 |
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500ml | 税込79円(本体価格74円) |
※2025年4月スーパーセンターアイランドシティ店調べ。
これらのスポーツドリンクは、運動量の多い人が、水分や塩分を素早く補えるように作られています。
しかし、スポーツドリンクには糖分も含まれており、飲みすぎると糖分のとりすぎになる可能性があるため、注意が必要です。
また、スポーツドリンクの味が苦手という場合には、おいしく塩分・水分が補給できる「世界のKitchenから ソルティライチ」(キリン)がおすすめ!
ただし、こちらも糖分が含まれますので、飲みすぎないように気をつけましょう。

世界のKitchenから ソルティライチ(キリン)
容量 | 価格 |
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500ml | 税込109円(本体価格101円) |
※2025年4月スーパーセンターアイランドシティ店調べ。
2 水や麦茶、黒豆茶などのノンカフェイン飲料
デスクワークがメインの人など、屋内で過ごすことが多く汗をあまりかかない場合は、水やお茶で水分補給をするのがおすすめです。
ただし、お茶の中にはカフェインを含むものもあります。カフェインには利尿作用があり、摂取しすぎると水分が体外に排出されやすくなるため、注意が必要です。
麦茶やルイボスティー、黒豆茶、コーン茶などは、ノンカフェインで、体にやさしい飲み物として知られています。

阿蘇くじゅうの天然水(トライアル)
容量 | 価格 |
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2L | 税込59円(本体価格55円) |
1ケース(2L×6本入) | 税込354円(本体価格328円) |
※2025年4月スーパーセンターアイランドシティ店調べ。
公式サイト

なぜこんなに安い?年間売上3,200万本の「阿蘇くじゅうの天然水」
3 熱中症の症状改善に経口補水液
めまいや頭痛、吐き気、倦怠感など、軽度の熱中症の症状が疑われるときは、経口補水液で水分補給しましょう。
経口補水液とは、ブドウ糖と電解質を水に溶かして作られた飲料のこと。
スポーツドリンクよりも水分や電解質の吸収に優れており、脱水を伴う熱中症の初期対応に適しています。
ただし、経口補水液は、脱水症の際に水分と電解質を効率よく補給するための「病者用食品」であり、日常の水分補給としての常用は推奨されていません。特に、高血圧や腎疾患、糖尿病などで塩分(ナトリウム)やカリウム、糖分の摂取制限がある方は、使用前に医師や薬剤師に相談することが重要です。使用にあたっては、医療従事者の指導のもと、適切な状況での摂取を心がけましょう。
水分補給をしても症状が改善しない場合や、水分補給ができないほど症状がひどい場合は、早急に病院に行くようにしてください。

アクエリアス経口補水液ORS(日本コカ・コーラ)
容量 | 価格 |
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500ml | 税込199円(本体価格185円) |
500ml×4本 | 税込796円(本体価格738円) |
※2025年4月スーパーセンターアイランドシティ店調べ。
飲みすぎを避けたい飲料
熱中症対策には水分補給が欠かせませんが、飲み物の種類によってはかえって脱水症状を招いたり、糖分のとりすぎになってしまったりしてしまうことも。
ここからは、飲みすぎを避けたい飲料をご紹介します。
カフェインを多く含む飲料
先述した通りカフェインには利尿作用があり、せっかく水分補給をしても、その水分を短時間で体外に排出してしまいます。コーヒーや紅茶、緑茶、コーラ飲料など、カフェインを多く含む飲料のとりすぎは避けましょう。
カフェイン入りの飲み物を飲むときは、水もいっしょに飲むようにすると◎。
眠気を覚ます、集中力を高めるといったカフェインの効果を得ながら、体内の水分も保つことができます。
糖分を多く含む飲料
ジュースや炭酸飲料など、必要以上に糖分を多く含む飲み物を摂取すると、体液よりも浸透圧が高くなるため、水分の吸収が遅くなります。
そのため、たくさん汗をかいたときの水分補給には適していません。たくさん汗をかいたら、できるだけ飲むのを避けたほうがいいでしょう。
アルコール飲料
カフェインと同じように、アルコールにも利尿作用があります。
お酒を飲むときは、同じ量の水をいっしょに飲むよう意識しましょう。
酒類の中でも、ビールは特に糖質が多いため、熱中症を防ぐためにも、飲みすぎないようにしたいところです。
熱中症にならない水分のとり方は?
熱中症にならないためには、意識して水分をとることが大切。
最後に、1日に必要な水分補給量や、水分補給のタイミングについて見ていきましょう。
1日あたり1,200ml以上の水分を飲み物からとる
私たちの体からは、1日に尿や汗、不感蒸泄(呼気や皮膚からの蒸発)、便などを通じて、1日に約2,500mlの水分が失われます。これを補うためには、飲み物からの水分摂取が重要です。体内で代謝により生成される水分(約300ml)や食事から摂取する水分(約1,000ml)もありますが、残りの約1,200mlは飲み物から補う必要があります。
特に、寝ているあいだは汗や呼気で水分が失われやすいため、寝る前と起床後にコップ1杯の水や白湯を飲む習慣をつけるといいでしょう。
こまめに水分補給する
飲み物による1日の水分補給量がトータルで1,200ml以上になるように、こまめに水分補給をすることも大切です。
なぜなら、私たちの体は常に呼吸や汗、尿などで水分を失っており、のどの渇きを感じたときにはすでに軽度の脱水が始まっている可能性があるからです。特に高齢者は、のどの渇きを感じにくいため、意識的に水分を摂取することが重要です。
粉状タイプのスポーツドリンクを常備する
汗をかきやすい人は、粉状タイプのスポーツドリンクをバッグに常備しておくのもおすすめ。
重たいマイボトルやペットボトルを持ち歩かなくても、必要なときに水を購入して溶かせば、簡単に糖分や電解質を補給できます。

ポカリスエット パウダー(大塚製薬)
容量 | 価格 |
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1L用 | 税込105円(本体価格98円) |
1箱(1L用×5袋) | 税込525円(本体価格487円) |
※2025年4月スーパーセンターアイランドシティ店調べ。
トライアルの飲料をまとめ買いをして熱中症に備えよう
飲み物を大量に消費するこれからの季節はできるだけ安く飲料を購入したいですよね。
トライアルなら、水やスポーツドリンクなどの飲料が手頃な価格で手に入るほか、大容量タイプやケース販売など、コストパフォーマンスのいい商品もそろっています。
本格的に暑くなる季節を前に、水分補給に必要な飲料を買い揃えて、熱中症に備えましょう!
※店舗により品揃え・価格が異なる場合があります。
※記事は2025年4月時点の内容です。