鶏肉の下味冷凍で平日が楽に!大パック(メガ盛)の賢い活用術
「スーパーで買った大容量の鶏肉を使いきれなかった」「冷凍するとどうしても味が落ちてしまう…」といったお悩みはありませんか?
特売の大パック(メガ盛)は魅力的ですが、保存方法に悩むことも多いですよね。
そこでおすすめなのが下味冷凍です。
買ってきた鶏肉をすぐにカットし、調味料に漬け込んで冷凍するだけの保存術ですが、メリットがたくさんあります。
味を染み込ませることで肉質がやわらかくなり、保存期間も長持ち。
何より、平日の夕食づくりが解凍して焼くだけになり、劇的に楽になります。
今回は、鶏肉の下味冷凍の基本や、鶏むね肉・鶏もも肉それぞれのおすすめレシピを、フードコーディネーターの清水加奈子さんに教えてもらいました。
トライアルで見かける大パック(メガ盛)の鶏肉も、これなら安心してカゴに入れられますよ!
教えてくれたのはこの人!

清水加奈子(しみず かなこ)
フードコーディネーター/管理栄養士
調理師、国際中医薬膳師の資格も持つフードコーディネーター。アイディアレシピやダイエットレシピの提案からフードスタイリングまで幅広くこなし、食関連の企業サイトや雑誌などで活躍中。
公式サイト
目次
トライアルでの販売価格
若鶏もも肉(100g)…本体価格98円(税込105円)
若鶏むね肉(100g)…本体価格75円(税込81円)
※2025年12月メガセンタートライアル八千代店調べ。
※販売価格は時期や産地によって変動します。
鶏肉の下味冷凍の手順
「下味冷凍って難しそう…」と思うかもしれませんが、手順はとてもシンプル。拭く・切る・揉む・凍らせるの4ステップです。
以下の基本をマスターすれば、どんな味付けにも応用できます。
1. 鶏肉の水分を拭き取る

まずは鶏肉の下準備です。
パックから出した鶏肉は、表面に水分(ドリップ)が出ていることがあります。これは臭みの原因になるので、キッチンペーパーでしっかり拭き取りましょう。
2. 鶏肉を一口大に切る


次に、食べやすい大きさにカットしましょう。
鶏もも肉の場合は、余分な黄色い脂肪や硬い筋を取り除き、一口大(3〜4cm角)に切ります。
筋を断ち切るようにカットすると、焼いたときに縮みにくく、食感もやわらかくなります。
鶏むね肉の場合は、繊維を断ち切る削ぎきりにするのがポイント。
繊維に対して垂直に包丁を入れ、厚さを均一にすることで、火の通りが早くなり、パサつきを防いでしっとりと仕上がります。

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3. 鶏肉に調味料を揉みこむ

カットした肉をボウルに入れ、調味料をすべて加えます。


手でしっかりと揉み込み、肉全体に調味料を行き渡らせましょう。
全体が混ざったら、使いやすい分量(1回分)ごとにジッパー付きの保存袋(冷凍用)に入れます。
量が少ない場合や、洗い物を減らしたい場合は、袋に直接肉と調味料を入れて揉みこんでも構いません。
4. 平らにして冷凍する

調味料がなじんだら、袋の中の空気をできるだけ抜いて口を閉じます。
空気を抜くことで、冷凍焼け(酸化・乾燥)を防ぎ、味が均一に染み込みやすくなります。

袋を端からぐるっと巻くようにして空気を押し出すと、しっかり密閉できるのでおすすめ。
そして一番重要なのが、薄く平らにして冷凍することです。
肉同士が重ならないように平らに広げることで、急速に冷凍でき、鮮度を保てます。
また、解凍するときも短時間で済み、パキッと折って必要な分だけ使うこともできるので便利です。
ご家庭の冷凍庫に急速冷凍機能があれば活用し、なければ金属製のトレーに乗せて冷凍すると早く凍らせることができます。

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鶏肉の解凍方法のポイント
下味冷凍した鶏肉をおいしく食べるためには、解凍方法も重要です。

おすすめは、冷蔵庫解凍か流水解凍。
使う予定の朝や前日の夜に冷蔵庫(またはチルド室)に移しておけば、夕方には調理できる状態になっています。
急いでいる場合は、袋のまま流水につけておけば、比較的短時間で解凍できます。
電子レンジの解凍モードは便利ですが、加熱ムラができやすく、端だけ煮えてしまうことがあるため、下味冷凍の場合はあまりおすすめしません。
ただし、完全に解凍せず、包丁が入るくらいの「半解凍」の状態だと、そのままフライパンに入れやすく、炒め物などにも使いやすいのでおすすめです。

【冷凍肉の解凍方法】おいしく解凍する方法とやってはいけないこと
【鶏むね肉+塩麹】しっとりやわらか!基本の塩麹漬け
淡白でパサつきがちな鶏むね肉も、下味冷凍ならしっとりジューシーなごちそうに変身します。
発酵調味料である「塩麹」には、タンパク質を分解して肉をやわらかくする酵素が含まれており、漬け込んで冷凍することで、驚く程やわらかく、旨みたっぷりに仕上がります。

材料
鶏むね肉…1枚(約300g)
塩麹…大さじ2
※肉150gにつき塩麹大さじ1が目安
塩麹に漬けた鶏むね肉は、衣をつけて揚げると、驚く程やわらかくジューシーな唐揚げや天ぷらになりますよ。
焦げやすいので、弱火でじっくり火を通すのがポイント。
そのまま焼くだけでも立派なメインになります。
アレンジレシピ:鶏むね肉の塩麹天ぷら

材料(2人分)
下味付き鶏むね肉…150g
天ぷら粉…大さじ3
水…大さじ4
揚げ油…適量(20cmフライパンに2cm程度でOK)
大葉…2枚
天つゆ…お好みで
作り方
1. 揚げ油を180℃に加熱しておく。
2. 天ぷら粉と水を混ぜ合わせ、鶏肉1切れずつ衣を絡めながら油で揚げる。
3. 時々裏返しながら、中火で2分半~3分程度揚げるのが目安。
4. しっかりと油を切り、大葉を敷いた器に盛り付ける。
【鶏むね肉+酒・塩・生姜】パサつき知らずの生姜味
お酒には肉の繊維をほぐし、保水力を高める効果があります。
さらに生姜の酵素パワーをプラスして、しっとりやわらかい食感を目指しましょう!

材料
鶏むね肉…1枚(約300g)
酒…大さじ1
塩…小さじ3分の1
おろし生姜…小さじ1
鶏むね肉は、調理前に小麦粉や片栗粉をまぶすとパサつきが軽減されますよ!
シンプルな塩生姜味は、炒め物はもちろん、そのままお鍋の具として入れるのもおすすめ。
生姜の風味が出汁に溶けだして、スープまでおいしくなります。
アレンジレシピ:鶏むね肉とピーマンのオイスターソース炒め

材料(2人分)
下味付き鶏むね肉…150g
片栗粉…小さじ2
長ネギ…3分の1本
ピーマン…2個
エリンギ…1本
サラダ油…大さじ2分の1
【A】
酒…大さじ1
オイスターソース…小さじ1
鶏がらスープの素…小さじ2分の1
塩…小さじ3分の1
コショウ…少々
作り方
1. 冷凍鶏肉は流水を5分程あてて解凍し、片栗粉を加えて混ぜ合わせておく。
2. 長ネギは斜めの薄切りに、ピーマンは一口大に、エリンギは短冊切りにする。
3. フライパンにサラダ油と長ネギを入れて中火にかけ、香りが出てきたら、鶏肉を加えてほぐしながら両面火が通るまで炒める。
4. 鶏肉に火が通ったら、ピーマンとエリンギを加えて強火で炒め合わせ、「A」をよく混ぜてから加えて全体に味がなじむように炒める。
【鶏もも肉+カレーヨーグルト】食欲そそるタンドリー風
脂がのった鶏もも肉は、しっかりと味を含ませることで、食べ応え満点のメインディッシュになります。
ヨーグルトの乳酸菌も肉をやわらかくする働きがあるため、カレー粉のスパイシーさが食欲をそそり、子供から大人まで大人気の味です。

材料
鶏もも肉…1枚(約300g)
ヨーグルト…大さじ3
カレー粉…大さじ1
塩…小さじ4分の3
ニンニクすりおろし…小さじ2分の1
生姜すりおろし…小さじ2分の1
そのまま焼けばタンドリーチキンに、トマト缶や水で煮込めば本格的なバターチキンカレー風になります。
ヨーグルト効果でお肉がホロホロになるので、煮込み料理にも最適。
BBQの主役にもぴったりですよ!
アレンジレシピ:タンドリー風チキンとズッキーニのグリル

材料(2人分)
下味付き鶏もも肉…300g
ズッキーニ…100g(3分の2本)
サラダ油…大さじ2分の1
作り方
1. 鶏もも肉は流水を5分程あてて解凍する。
2. フライパンにサラダ油を入れて熱し、鶏肉とズッキーニを並べて中火で両面を2分ずつ焼く。
3. 魚焼きグリルに鉄板を入れて、なければアルミホイルを敷いて鶏肉とズッキーニを並べ、弱火で5分程焼きます。片面焼きの場合は途中で一度裏返しましょう。
※魚焼きグリルがない場合は、フライパンに蓋をして弱めの中火で3~4分でもOK
【鶏もも肉+酒・みりん・醤油】アレンジ自在の照り焼き味
迷ったらこれ!といえる、基本の甘辛味です。
どんな野菜とも相性が良く、アレンジの幅も広い万能選手です。

材料
鶏もも肉…1枚(約300g)
酒…大さじ2分の1
みりん…大さじ1
醤油…大さじ1
定番の照り焼きチキンはもちろん、一口大に切って串に刺せば焼き鳥にも変身します。
解凍後に片栗粉をまぶして揚げれば、しっかり味のついた唐揚げにも!
コショウを少し効かせると、大人向けのおつまみになりますよ。

【唐揚げの作り方】揚げ時間の目安やカリッとやわらかくするコツ
アレンジレシピ:長ネギ香る照り焼きチキン

材料
下味付きもも肉…300g
長ネギ…2分の1本
サラダ油…大さじ2分の1
みりん…大さじ1
作り方
1. 長ネギは3~4cmの長さに切る。
2. フライパンにサラダ油を入れて熱し、鶏肉と長ネギを並べて中火で焼き色がつくまで両面を2分ずつ焼く。
3. 蓋をして火を弱めて3~4分焼いたら、蓋を取ってみりんを加え、煮汁をからませながら強めの中火で煮詰める。
冷凍した鶏肉をおいしく調理するポイント

下味冷凍したお肉を調理する際、1つだけ注意点があります。
それは焦げつきによる生焼け。
醤油やみりん、味噌などの調味料は糖分を含んでいるため、強火だとすぐに表面が焦げてしまいます。
特に厚みのある鶏肉は、中心まで火が通るのに時間がかかります。
表面はこんがり焼けたのに、中はまだ生のままというのは一番避けたい失敗です。
焼くときは、弱火~中火でじっくり火を通すのが鉄則です。
また、両面に焼き色をつけたら、蓋をして蒸し焼きにするのが失敗しないコツです。これなら中までふっくらと火が通り、生焼けの心配もありません。

鶏むね肉・ささみをやわらかくする!パサパサにならない簡単ワザ
大パック(メガ盛)の鶏肉を上手にストックして、平日をもっと楽に
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トライアルで買った大パック(メガ盛)の鶏肉を切り、調味料といっしょに袋に入れるだけの作業で、未来の家事が驚く程楽になります。
「今日は疲れたから外食しようかな…」という日も、冷凍庫に味付きのお肉があれば、「焼くだけなら作ろうかな」と思えるはず。節約にもなり、おいしいごはんも食べられる、まさに一石二鳥のテクニックです。
今度の週末は、大パック(メガ盛)をドーンと買って、賢く下味冷凍生活を始めてみませんか?

トライアルの肉が安くておいしい理由は?鮮度&安心安全へのこだわり