

「とろけるチーズ」と「とろけないチーズ」の違いは?種類も紹介
ピザやグラタンに欠かせない「とろけるチーズ」。
一方で、加熱しても形がほとんど変わらない「とろけないチーズ」もあります。
見た目が似ていても、性質や使い道にはちょっとした違いがあるんです。
この記事では、「とろけるチーズ」と「とろけないチーズ」の違いや、「とろけるチーズ」の種類について、管理栄養士の清水加奈子さんに教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!

清水加奈子(しみず かなこ)
フードコーディネーター/管理栄養士
調理師、国際中医薬膳師の資格も持つフードコーディネーター。アイディアレシピやダイエットレシピの提案からフードスタイリングまで幅広くこなし、食関連の企業サイトや雑誌などで活躍中。
公式サイト
トライアルでの販売価格
とろけるミックスチーズ トライアルオリジナル(300g)…本体価格378円(税込408円)
細切りミックスチーズ トライアルオリジナル(300g)…本体価格378円(税込408円)
ぶっかけチーズ トライアルオリジナル(200g)…本体価格258円(税込278円)
※2025年6月 メガセンタートライアル八千代店調べ。
※販売価格は時期や産地によって変動します。
なぜ「とろけるチーズ」と「とろけないチーズ」があるの?

「とろけるチーズ」と「とろけないチーズ」の違いは、主にチーズの種類や製造工程によるものです。
チーズは大きく分けて、「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の2種類があります。
ナチュラルチーズは、乳を発酵・熟成させて作られており、たんぱく質の構造が比較的ゆるやかなため、加熱すると溶けたり伸びたりしやすいのが特徴です。
ピザやグラタンでよく使われる「とろけるチーズ」は、ナチュラルチーズを原料にしています。
一方、プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱し、乳化剤を加えて再加工したものです。
乳化剤の種類や量、さらに使われるナチュラルチーズの種類によって、滑らかに溶ける「とろけるチーズ」と加熱しても形を保つ「とろけないチーズ」に分かれます。
また、プロセスチーズは保存性や加工性に優れているため、用途にあわせてさまざまなタイプが作られています。
このように、チーズがとろけるかどうかは、たんぱく質の構造や乳化剤の影響によって決まるのです。

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「とろけるチーズ」の種類:ナチュラルチーズ
まずは、ナチュラルチーズの中から「とろけるチーズ」の種類をご紹介します。
エメンタール

エメンタールはナッツのような風味と、程良いコクが特徴。
加熱すると溶けやすく、よく伸びるため、オムレツやグラタンなどにぴったりです。
また、そのままサラダに加えたり、サンドイッチの具材にしたりしてもおいしく食べられます。
カマンベール

カマンベールは、白カビに覆われたやわらかいチーズで、クセが少なくあっさりとした味わいです。
中心部分を温めてとろけた状態にし、フォンデュのようにして楽しむのも◎。
また、スライスして香ばしく焼くと、風味がぐっと増します。
グリュイエール

グリュイエールは、加熱すると溶けやすいため、フォンデュに適したチーズの1つです。
ナッツのような風味があり、パンにのせてトーストするだけでも香ばしく濃厚な味わいが楽しめます。
ゴーダ

ゴーダチーズは、熟成度によって風味が変わるチーズです。
熟成が浅いチーズはとろけやすく、加熱すると滑らかな食感になります。
熟成が進むとコクや旨みも増し、ワインなどのお酒にもよく合う濃厚な味わいになります。
ピザやグラタン、サンドイッチなど幅広い料理に使いやすいチーズです。
コルビージャック

コルビージャックは、クセがなく食べやすい一方で、ほのかな酸味とバターのような香りがあります。
加熱するとよくとろけ、冷めて固まりにくい点も特徴。
鮮やかなマーブル模様は料理を華やかに彩り、見た目にも楽しめるチーズです。
チェダー

熟成が進むと深みのある味わいになるチェダーチーズは、スライスやシュレッドで販売されることが多くあります。
プロセスチーズの原料として使われることも多く、チーズ入りパンやスナック菓子など幅広い食品に活用されています。
モッツァレラ

モッツァレラチーズは、イタリア発祥のフレッシュチーズで、やわらかくみずみずしい食感が特徴です。
主に水牛の乳や牛乳から作られます。
クセが少なくさっぱりとした味わいのため、幅広い料理に使いやすいでしょう。
「とろけるチーズ」の種類:プロセスチーズ
続いて、家庭でよく使われるプロセスチーズの中から、「とろけるチーズ」の種類をご紹介します。
スライスチーズ

スライスチーズは、薄くカットされた形状のチーズで、使いやすさが魅力。
「とろけるチーズ」の一種として広く親しまれています。
パンにのせて焼くだけでもおいしく、朝食やおやつにもぴったりです。
手軽に使えて保存もしやすいため、日常の料理に幅広く活用できます。
なお、スライスチーズには、加熱してもとろけないタイプもあります。
シュレッドチーズ(ピザ用チーズ)
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細かく削られた状態で販売されるシュレッドチーズ(ピザ用チーズ)は、ピザやグラタン、ドリアなどのオーブン料理に最適です。
加熱すると全体が均一にとろけます。
さまざまな種類のチーズをブレンドしたタイプも多いため、風味やとろけ方のバリエーションを楽しめます。
ブロックチーズ

ブロックチーズは、ブロック型で販売されているチーズです。
ブロックのまま焼いたり、スライスしてチーズチップスにしたりと、さまざまな食べ方を楽しめます。
あらかじめカットされたタイプも多く販売されているため、手軽に使いたい方にもおすすめ。
さらに、比較的保存性が高く、新鮮さや風味を保ちやすい点も魅力です。
「とろけるチーズ」の選び方のポイント
「とろけるチーズ」にはさまざまな種類がありますが、料理によって適したタイプが異なります。
風味やとろけ方、使いやすさなどに注目して選ぶと、仕上がりに差が出て、おいしさが引き立ちますよ。
料理用途にあわせた形状を選ぶ
「とろけるチーズ」の選び方のポイントは、調理方法に応じてチーズの形状を選ぶことです。
グラタンやピザなどにはシュレッドチーズ、手軽に使いたいならスライスチーズ、料理にあわせて量や大きさを調整したい場合はブロックチーズが便利です。
原材料や脂肪分をチェックする
原材料や脂肪分をチェックすることも、チーズ選びのポイント。
よりナチュラルな風味を求めるならナチュラルチーズを選びましょう。
ヘルシー志向の方は、植物油不使用や低脂肪タイプのチーズを選ぶのがおすすめです。
パッケージの表示を確認して、目的に合ったチーズを選んでくださいね。
「とろけるチーズ」は種類豊富でお買い得なトライアルで!

「とろけるチーズ」にはさまざまな種類があり、料理にあわせて選ぶことで、仕上がりがぐっと良くなり、チーズの魅力を存分に楽しめます。
いろいろなチーズを試して、使いやすさや風味の違いを比べてみるのもおすすめです。
トライアルでは、「とろけるチーズ」がお手頃な価格で手に入ります。
種類も豊富なため、ぜひ足を運んでみてくださいね。

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