手でむける気軽さが人気!トライアルの最旬柑橘類をチェック
フルーツの取り扱いが豊富なトライアルですが、中でもオレンジやみかんをはじめとする柑橘類には力を入れています。
トライアルの青果売り場では年間20種類以上の柑橘類を取り扱っており、3月からはその最盛期。たくさん種類がある中でどれがおすすめなのか、トライアルの野菜博士がご紹介します。
トライアルの野菜博士
トライアル 青果商品部 安丸輝(やすまる あきら)
青果担当歴12年。トライアルの野菜や果物の仕入れに携わる中で、多くの野菜知識を蓄積してきた。
好きな食べ物は、とうもろこしと桃。
手でむける&薄皮ごと食べられる人気の柑橘類
柑橘類というと、皮が厚いため、包丁を使って皮をむくイメージがありますが、みかんのように手でむける種類もたくさんあるんです!
今人気の柑橘類は
・皮が手でむけるもの
・薄皮ごと食べられるもの
です。
その中でも、みかんよりボリューミーで食べ応えのあるものがこれからの時期のおすすめ。手軽に食べられる品種をピックアップしてご紹介します。
不知火(しらぬい)、デコポン
不知火(しらぬい)は、トライアルで人気の品種。皮が手でむけて、薄皮ごと食べられるのはもちろん、種がほとんどなくて食べやすいのが特徴です。
糖度が高く、味のバランスがいいのも人気の理由。大粒の果肉で、みずみずしさと食べ応えが抜群です。
そんな不知火の中から選び抜かれたものがデコポンです。
「糖度13.0度以上、酸度1.0度以下」という厳しい基準をクリアし、JAから出荷されたもののみがデコポンとして販売されています。デコポンという名前自体も、商標(ほかの商品と区別するためのもの)として登録されており、許可を受けたJAしか使用できないものとなっているんですよ。
せとか
せとかも、みかんのように手で皮がむける品種です。見た目もみかんに似ていますが、驚くのはその味わい。オレンジのような濃厚な香りと甘さが口の中いっぱいに広がります。
果肉はとてもジューシーで薄皮もやわらかく、繊維が口の中に残りにくいです。とろけるような、ぷるぷる食感が楽しめますよ。
かんぺい
かんぺいは、2007年に登録された比較的新しい品種。外皮も内皮も薄く、手でむきやすいです。
爽やかな香りで甘味が強く、種がほとんどないのも特徴。トレンド柑橘類の最前線と言っても過言ではないでしょう。
極薄の皮に包まれる粒立った果肉。シャキシャキと弾ける食感の後にはたっぷりの果汁が溢れ出ます。店頭で見かけたら、一度は味わっていただきたいです。
4種類の味わいチャート
紹介した4種類は、どれもしっかりと甘味を感じられ、バランスも良いものばかり。大きく違うのは食感や粒感です。
シャキシャキとした食感が好みの方はかんぺい、ぷるぷるを楽しみたい方はせとか、ジューシーな食べ応えを求める方は不知火やデコポンと、好みの柑橘類を選んでみてくださいね。
まだまだあります!この春おすすめの柑橘類
おすすめの柑橘類はこれだけではありません。トライアルの売り場を彩る品種をご紹介します。
ぽんかん
不知火(しらぬい)の親であるぽんかんは、不知火と同じく手でむきやすい品種です。特有の華やかな香りと甘さ、穏やかな酸味で、お子様からお年寄りまで親しまれる味わい。
小ぶりなサイズもあるので、ちょっとだけ食べたいときに手軽に食べられるのもうれしいポイントです。
いよかん
大きめで皮も厚い品種ですが、こちらも手で皮をむくことができます。むいたときの芳醇な香りをぜひ体感していただきたいです。
薄皮は少々固いので、気になる場合は薄皮を除いて食べることをおすすめします。
種があるものもありますが、大ぶりの果肉は柔らかくジューシー。酸味とのバランスも良く、すっきりとした味わいです。
金柑(きんかん)
表の皮ごと食べられるという最も手軽な一口サイズの柑橘類。日本では昔から親しまれているので、一度は食べたことがあるのではないでしょうか。
可愛らしい見た目に反して、甘さとほろ苦さが絶妙な大人な味わい。手軽にそのまま食べるのもおすすめですが、甘露煮やコンポートにするのも人気の品種です。
同じ柑橘類でも味わいはさまざま。お気に入りを見つけてみて
今回ご紹介した品種以外にも、トライアルにはその時々で旬の柑橘類を取り扱っています。手でむけて、手軽に食べられて、味わいもさまざまな柑橘類を豊富に取り揃えています。
今回の記事を参考に、お近くのトライアルで好みの柑橘を見つけてくださいね!