焼酎の炭酸割りのおいしい作り方!焼酎バーのプロがコツを紹介
シュワッと弾ける泡に、喉を潤す爽快感。最近、居酒屋やSNSでも「焼酎の炭酸割り」を楽しむ人が増え、人気を集めています。暑い季節はもちろんですが、日々の食事にも合わせやすく、一年を通しておいしく味わえるのも大きな魅力です。
焼酎の炭酸割りは、一見シンプルな飲み方ですが、注ぎ方や割合などのちょっとした工夫で驚くほど味わいが変わるのをご存じですか?
今回は、焼酎バーのプロに、トライアルオリジナルの焼酎を使った「自宅で作る焼酎の炭酸割り」の基本を教えていただきました。王道の炭酸割りに加えて、焼酎と炭酸水をあらかじめなじませる「ソーダ前割り」と、手軽に作れるおつまみも紹介します。
教えてくれたのはこの人!

焼酎バー マスター 土山 章裕(つちやま あきひろ)
東京・向島にある「焼酎Bar秘蔵」店主。大学卒業後、会社員として働きながらさまざまな焼酎を飲み、その奥深さにのめり込んでいく。焼酎唎酒師の資格を取得し、2012年に同店をオープン。1,000種を超える焼酎を取り扱い、豊富な知識をもとに、一人ひとりの好みに合う銘柄や飲み方、料理との組み合わせを提案するなど、焼酎の魅力を発信する。Instagram:@shochu_bar_himekura
基本の割合は炭酸水3:焼酎1!焼酎炭酸割りのおいしい作り方

好みに合わせて濃さを調整できる焼酎の炭酸割り。土山さんが最初の一杯の目安として教えてくれたのは、アルコール度数25度の焼酎1に対して、炭酸水3の割合です。
土山:一杯目に飲むなら、炭酸の爽快感を味わいながら、ごくごく飲める軽やかさが欲しいですよね。この割合で作ると、仕上がりのアルコール度数は約6%。ビールに近い度数なので、焼酎にあまりなじみがない方でも飲みやすくなります。焼酎の度数が異なる場合も、完成時に6〜7%程度になるよう炭酸水の量を調整して作ってみましょう。
もうひとつのポイントは、焼酎と炭酸水をしっかり冷やすこと。炭酸は温度が低いほど液体に溶け込みやすく、抜けにくくなります。
土山:氷を入れたグラスに焼酎を注いだら、少し長めに混ぜてグラスごと冷やしましょう。炭酸水は冷蔵庫でよく冷やし、氷に直接当てないよう静かに注ぐのがコツです。割合と温度、注ぎ方を意識するだけで、炭酸が心地よく弾ける、お店のような一杯に近づきます。
トライアルの麦焼酎と強炭酸水で、軽快な一杯に

トライアルオリジナルの「本格麦焼酎 麦」は、煎った麦を思わせるほのかな香ばしさと、口に含むと広がるやわらかな甘味が持ち味。アルコールの角を感じさせない丸みのある口当たりで、料理の味を覆わず、和洋を問わず食卓になじみます。
同じくトライアルオリジナルの強炭酸水で割ると、泡とともに麦の香りがふわりと立ち、後口は軽快に。食事とともにすいすい飲み進められる、心地よい一杯に仕上がります。
<トライアルオリジナル商品>
本格麦焼酎 麦(900ml)…本体価格668円(税込734円)
強炭酸水(500ml)…本体価格48円(税込51円)
※2026年8月スーパーセンタートライアル長沼店調べ。
※販売価格は時期や店舗によって変動します。
<材料>
本格麦焼酎(トライアルオリジナル)…60ml
強炭酸水(トライアルオリジナル)…180ml
氷(市販のカチ割り氷が望ましい)…適量
作り方
グラスに氷を入れる

1. 長めのグラス、またはタンブラーを用意する。カチ割り氷をグラスの8分目あたりまで入れる。
グラスに焼酎を注ぐ

2. 氷に当てないよう、グラスの縁から焼酎を注ぐ。
グラスと焼酎をしっかり冷やす

3. マドラーで氷と焼酎を一緒に混ぜながら(ステア)、グラスと焼酎を冷やす。
土山:お店によっては、まず氷だけをステアしてグラスを冷やしてから焼酎を注ぐこともありますが、自宅なら氷と焼酎を一緒に混ぜても大丈夫です。いつもより少し長めにステアし、グラスの外側までしっかり冷たくなればOK。焼酎とグラスを十分に冷やしておくことで、後から加える炭酸も抜けにくくなります。
炭酸水を加える

4.グラスを傾け、氷に当てないよう炭酸水をそっと加える。最後に全体をやさしく一度ステアして完成。
炭酸水と先に合わせて冷蔵。「ソーダ前割り」で味わいに一体感を

基本の炭酸割りに慣れたら、ぜひ試してほしいのが、土山さんがお店でも取り入れている「ソーダ前割り」。炭酸水のペットボトルに焼酎を加え、飲む前に冷蔵庫でしっかり冷やしておくことで、焼酎と炭酸がゆっくりとなじみ、作りたての炭酸割りとはひと味違う、やわらかな味わいが楽しめます。
ペットボトルをそのまま容器として使うため、前割り用のポットなどを用意する必要がなく、冷蔵庫で場所を取らないうえ、余計な洗い物が増えないのもうれしいポイントです。
土山:炭酸水は、ペットボトルからグラスへ注ぐだけでも少しずつ炭酸が抜けてしまいます。それなら、あらかじめボトルの中で焼酎と合わせておき、炭酸水を注ぎ足す工程をなくせばいいのではないか、と考えたのが始まりです。飲むときは氷を入れず、よく冷やしたワイングラスへそのまま注ぐのがおすすめ。香りも感じやすく、甘くないスパークリング酒のような感覚で味わえます。
作り方
炭酸水の一部を取り分ける

1.500ml入りのペットボトルから、炭酸水120ml分を別の容器に移す。
同量の焼酎をペットボトルに加える

2. ペットボトルの空いたスペースに焼酎120mlを加える。
蓋を閉めて冷蔵庫で冷やす

3. きっちり蓋を閉める。ペットボトルを一度だけ静かに天地返しし、炭酸水に焼酎を行き渡らせる。(可能なら)逆さまに立てたまま、冷蔵庫で1〜2時間しっかり冷やす。飲む際は、氷を入れず、よく冷やしたグラスへそのまま注ぐ。
土山:強く振ると吹きこぼれるおそれがあるため、無理に混ぜないことがポイントです。
麦の香ばしさとスパイスが好相性。炭酸割りが進むキャロットラペ

焼酎の炭酸割りに合わせるおつまみとして、土山さんに教えていただいたのが、クミンシードとマスタードシードを使ったキャロットラペ。油で熱して引き出したスパイスの香りが、麦焼酎のほのかな香ばしさとよくなじみます。クミンシードを軸に、ほかは家にあるスパイスでアレンジしてもOK。自分好みの組み合わせを楽しんでください。
土山:焼酎は香りが豊かな一方、旨みは比較的穏やかなお酒です。料理で旨みを添えながら、香りを重ねるように考えると、組み合わせやすくなります。スパイス特有の香りも焼酎によくなじむので、おつまみに取り入れてみるのもおすすめです。
材料
にんじん…1本
A
ワインビネガー…大さじ1
塩…小さじ1/2
砂糖…小さじ1
胡椒…適量
サラダ油…適量
クミンシード…小さじ1
マスタードシード…小さじ1
作り方
- にんじんは水で洗い、ピーラーで皮をむいた後、千切りにしてボウルに入れる。
- Aを加え、全体になじむまで混ぜる。
- フライパンにサラダ油を引き、クミンシードを入れて中火にかける。パチパチと音がしてきたら、マスタードシードを加える。
- 蓋をして弱火に落とし、パチパチという音がしなくなるまで火にかける。
- 火を止め、2にジュワッと回しかける。全体を和え、皿に盛り付ける。
基本を押さえて、焼酎の炭酸割りをもっと身近に

焼酎と炭酸水の割合や温度、注ぎ方を少し意識するだけで、家で作る炭酸割りはぐっとおいしくなります。すぐに飲みたい日は基本の炭酸割り、あらかじめ準備できる日は、やわらかな一体感を味わえるソーダ前割り。その日の気分や時間に合わせて、飲み方を選べます。
麦の穏やかな香ばしさと軽快な飲み口は、キャロットラペのようなスパイス料理をはじめ、さっぱりした前菜、焼き物や揚げ物など、毎日の幅広い料理によくなじみます。夏の名残を感じる日の爽やかな一杯としてはもちろん、秋の味覚を囲む食卓にもよく似合う焼酎の炭酸割り。まずは今夜の晩酌で、プロ直伝の一杯を試してみてくださいね。
焼酎炭酸割りのおいしい作り方については、Xでもご紹介しています!
※記事は2026年9月時点の内容です。
※20歳未満の酒類の購入や飲酒は法律で禁止されています。