時間がなくても、片手で朝ごはん!「ベーコンエッグおにぎり」
「片手で食べられて、満足できる朝食を」をコンセプトに誕生した「ベーコンエッグおにぎり」。その名の通り、忙しい朝、ご飯を食べる時間がない人でも満足できるよう、ごはんにベーコンと玉子をドッキングさせたおかず系おにぎりです。
2022年の発売以来、月間1万1,000個を売り上げ、「お弁当・お惣菜大賞2023」(※)のおにぎり部門で優秀賞を受賞!
そんな、今話題の商品を開発した株式会社明治屋「こはく本舗」の谷口雄樹に詳しく話を聞きました。
※「お弁当・お惣菜大賞2023」…スーパーマーケットやコンビニエンスストア、 専門店等で販売しているお弁当・お惣菜・サラダ・パンなどの中から、食の専門家で構成された審査員により、特に優れた商品を選出。デリカテッセン・トレードショー主催者企画。
※現在は、商品名を「炙りベーコンエッグおにぎり」に変更し、販売しております。(2024年8月地点)
株式会社明治屋「こはく本舗」とは…
料理専門家や職人がそろう「食」のプロフェッショナル集団。トライアル店舗で販売する惣菜の商品開発から製造まですべてを総括し、「健康志向」「手軽さ」「低価格」を満たしながら、おいしさを提供する。トライアル店舗内の本格レストラン形態「グロッサリア」の運営、ミシュランの星を獲得したレストランとの共同開発なども行い、ワンランク上の味を食卓にお届け中。
教えてくれたのはこの人!
株式会社明治屋 商品開発担当
谷口雄樹(たにぐち ゆうき)
目玉焼きをそのまま乗せた、見た目のインパクトが食欲をそそる!
――かなり大胆なおにぎりですが、どのような経緯で誕生したのですか?
朝、時間がなくても、オフィスや移動中に片手で食べながら、お腹を満たす商品があったらいいなと思って開発しました。
自分も朝はなかなかゆっくり時間が取れなくて…。でもちゃんとご飯は食べたい。そんなわがままを形にしたおにぎりです。
実はずっと温めていたアイデアなので、受賞したと聞いたときはうれしかったです!味はもちろん、見た目のインパクトを重視したので、そこを評価されたのではないかと思います。
――どんな味に仕上げていますか?
醤油ベースの甘辛いタレ、マヨネーズ、ブラックペッパーと、至ってシンプルなので、実はコレ!といった隠し味はないです(笑)。
ただ、ベーコンはスチームコンベクションオーブンで焼いた後、香ばしさを出すために、1枚ずつバーナーで焼いてひと手間加えています。
おにぎりは、その時期のおいしい米を各地から取り寄せていて、だいたいお茶碗1杯分(約120g)あります。クルッとベーコンで包み込んでいるので、さらに食べ応えがありますよ。
※店舗により甘辛いタレを使用していない場合がございます。あらかじめご了承ください。
「ベーコンエッグおにぎり」ができるまで
――真ん中に目玉焼きを乗せるんですね!
そうなんです。目玉焼きは、硬すぎずやわらかすぎないようにして、黄身が少しトロリとした半熟の加減にこだわりました。
お店のキッチンで一つひとつ手作りするので、作る人によって違いが出ないよう、焼き方をマニュアル化しています。そのため、いつでもベストな半熟具合が楽しめますよ。
朝食に限らず、ランチや小腹が空いたときなどにもちょうどいいです。1個199円(税込)で、価格もボリュームもきっと満足していただけると思います。
――見た目もユニークなので、つい手に取りたくなりますね。
お惣菜がたくさん並ぶ売り場で手に取ってもらうには、まず見た目のインパクトが重要だと考えています。
海苔で巻かれたおにぎりが多い中、黄色い玉子はきっと目立つはず。これからも「食べてみたい!」「この商品気になる!」と思っていただけるような商品を開発していきます。
「ベーコンエッグおにぎり」は、トライアルのお惣菜コーナーで販売中!
トライアルのお惣菜コーナーでは、今回ご紹介した「ベーコンエッグおにぎり」以外にも、具がたくさん入った「爆弾おにぎり」をはじめ、4~5種類のおにぎりを常時販売中です(繁忙期を除く)。
時間がないときや、おなかが減ってすぐに食べたいとき、サッと食べられるお惣菜は強い味方。ぜひトライアルのお惣菜コーナーをチェックしてください!