「アサリ」は通年手に入るようになっていますが、特に産卵期を迎える春から初夏にかけては身がふっくらと膨らみ、おいしさが増すといわれています。おいしいアサリが手に入ったら、さまざまな料理で楽しみたいもの。お味噌汁や酒蒸しなど和食のイメージが強いかもしれませんが、実はバターや生クリームとの相性も抜群です。
そんなアサリをレンチンのみで調理できる簡単レシピについて、料理家の河瀬璃菜さんに教えていただきました！

教えてくれたのはこの人！

「時短で手間なしレンチンレシピ」の記事一覧はこちら

アサリと春キャベツのクリームパスタ

トライアルでの販売価格

アサリ…100gあたり158円
※2022年5月 スーパーセンター藤沢羽鳥店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
※販売価格は時期や産地によって変動します。

材料（1人分）

春キャベツ…100g
パスタ…100g
生クリーム…50cc
バター…5g
塩・コショウ…少々
黒胡椒…適宜

［A］
アサリ…150g
水…200cc
コンソメ…2分の1個
ニンニク…1片

作り方

【事前準備】アサリはあらかじめ砂抜きしておく。
※砂抜きの仕方は↓をチェック！

1. 春キャベツはざく切りに、ニンニクはすり下ろす。
2. 耐熱ボウルにパスタを半分に折って入れたら、［A］を加えてふんわりとラップをかけ、600Wのレンジで5分加熱する。

3. ラップを外し、春キャベツを加えてさらに5分加熱したら、バター、生クリームを加えて混ぜ合わせる。

4. 塩気が足りないようであれば塩・コショウで味を調え、黒胡椒をふる。

ポイント1　ボウル1つでできて「手間」と「洗い物」が省ける

パスタというと、茹でるときやソースを絡めるときに鍋、フライパンをそれぞれで使ったり、お湯を切るためにザルを使ったりと洗い物が多くなりますが、このレシピはボウル1つで作れるので手間と洗い物が省けます。加熱ムラを防ぐため、耐熱ボウルはちょっと大きめの物を使いましょう。

ポイント2　春キャベツは加熱しすぎに注意！大きめカットで食感を残して

やわらかい春キャベツは、長時間加熱すると、くたっとしてしまいます。ですから、今回のレシピでは、火の通しすぎを避けるため、2度目のレンジ加熱のタイミングで入れるようにしています。
また、食感を残して食べ応えをアップさせるため、あえて大きめのざく切りにするのもポイント。春キャベツのほかにも、菜の花やアスパラなどの春野菜を合わせてもおいしいですよ。

ポイント3　2度目の加熱はラップなしで水分を飛ばす

バターと生クリームが分離するのを防ぐため、加熱は2回に分けます。このとき、ラップは外したまま加熱を行ってください。そうすることで余分な水分が飛び、よりクリーミーなソースになります。

アサリのふわたま

材料（1人分）

アサリ… 350g
卵…2個
酒…大さじ2
顆粒出汁…小さじ2分の1
青ネギ…適量
ごま油…お好みで
ごはん…お好みで

作り方

【事前準備】アサリはあらかじめ砂抜きしておく。

1. 耐熱ボウルにアサリと酒を入れ、ふんわりとラップをかけたら、600Wのレンジで4〜5分加熱する。レンジ加熱の際に出た水分は使用するので捨てないでおく。

2. アサリの口が開いたら粗熱を取り、身を外す。

3. 耐熱ボウルにアサリの身、溶き卵、「1」で出たアサリの出汁、顆粒出汁を入れて混ぜ合わせ、ふんわりとラップをかけて600Wのレンジで2分30秒加熱する。

4.「3」をよく混ぜ合わせて器に盛り、お好みでごま油を回しかけ、青ネギを散らす。

ごはんに乗せて召し上がれ！

ポイント1　加熱時にアサリから出た水分は旨味の宝庫！

アサリをレンジ調理するときは、アサリの口が開くまで加熱するのがポイントです。
このメニューでは、お酒といっしょに加熱する「アサリの酒蒸し」をイメージしました。そのため、加熱後のボウルには水分が溜まっていますが、ここにはアサリの旨味が溶け出しているので、捨てずに出汁として活用しましょう。

ポイント2　卵は余熱で火を通すことで、ふわとろ食感に

卵はレンジでしっかり火を通さず、「もうちょっとかな？」と思うくらいの加熱でOK。最後に混ぜ合わせているあいだに余熱で火が通ります。それによって、ふわふわ、とろとろの食感に仕上がりますよ。

新鮮なアサリを手に入れるならトライアルで！

旬の食材はおいしいのはもちろん、リーズナブルに手に入るのがうれしいところ。この時期にアサリを手に入れるなら、鮮度とお手頃価格が自慢のトライアルがおすすめです。
忙しい日の食事づくりも、今回ご紹介したレンチン調理でOKなレシピを活用して手軽においしく召し上がってください！