
真冬の極上鍋レシピ!寒ブリと牡蠣を味わうあっさりおいしいみぞれ鍋
この時季ならではの脂がのった寒ブリに、ミルキーな牡蠣を合わせて贅沢な鍋に仕立てます。素材の旨味を活かすため、出汁はシンプルな味にして、大根おろしをたっぷり入れたみぞれ鍋にしました。冬のおいしさを存分に堪能しましょう。
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素材の旨味をしみじみ味わう冬の鍋

たっぷり脂がのったブリ、いわゆる「寒ブリ」に、ミルキーな味わいの牡蠣。そこに鶏団子で旨味をさらにプラス!こんな贅沢鍋、誰が考えたのでしょう?
今回は大根を丸ごと1本使う大胆な仕立てで、あっさりおいしい「みぞれ鍋」を提案します。
シメには、お正月のお餅を焼いてみぞれ雑煮をどうぞ。
材料はシンプル。大根1本を使い切ります!

年末年始にたんまりとご馳走を楽しんだ胃には、シンプルな鍋がいちばん。主役のブリと牡蠣に、鶏団子、そして大根1本!あとは薬味やスパイスのみ。これならそろえるのも楽チンです。

今回は、大根を丸ごと1本使うのもポイント。
出汁の味をやさしく馴染ませてくれる大根おろしと、食感を楽しむスライスのダブル使いが決め手です。「1本も!?」と思うかもしれませんが、意外とスルッと食べられるのです。
もちろん、お好みで量を加減してもOK。自由にゆるっといただきましょう。
トライアルの販売価格
ブリ(刺身用、1パック8枚入り)…480円
牡蠣(むき身・加熱用、1パック)…299円
鶏団子(1パック)…299円
大根(1本)…99円
青ネギ(1パック)…99円
スペイン産ニンニク(1個)…129円
しょうが(1個)…99円
すりごま(1パック)…99円
白ごま(1パック)…99円
※2021年11~12月 スーパーセンター長沼店調べ
※トライアルの商品はすべて税込価格です
やさしい出汁に、ブリと牡蠣の旨味が際立つ

かつおベースのやさしい出汁にすりおろした大根が馴染んで、ふわりとやさしい味わいに。これならスルスルいくらでも食べられそうです。
おいしく楽しむ秘訣は、ブリ、牡蠣ともに、食べるタイミングを逃さないこと。一度にたくさん入れていつまでもグツグツ煮詰めてしまうと、ブリはパサパサ、牡蠣はぎゅっとかたくなるので気をつけて!
出汁を沸かしたら弱火から中火に落とし、具材にゆっくり火を入れるのがコツです。
寒ブリと牡蠣の白ごまみぞれ鍋
材料(3〜4人分)
ブリ(刺身用)…300g
牡蠣(むき身・加熱用)…8個
鶏団子…8個
大根…1本
青ネギ…適量
ニンニク…1片
ショウガ…1片
すりごま…適量
白ごま…適量
黒胡椒、柚子胡椒…適量
鍋つゆ
ミツカン「追いがつおつゆ」…100ml
水…500ml
シメ:みぞれ雑煮
切り餅
柚子胡椒
作り方
1. 牡蠣は塩水(分量外)で洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取る。片栗粉をまぶして熱湯で10秒ほど茹で、冷水にとってから水を切っておく。
2. 大根3分の1本は皮をむいてすりおろす。残りは皮をむいて5mmの厚さの半月切りにする。ニンニクは皮をむいてつぶし、ショウガはうす切りにする。
3. 土鍋に「追いがつおつゆ」と水、鶏団子、半月切りの大根、ニンニク、ショウガを加えて弱めの中火にかけ、大根が柔らかくなるまで煮る。
※大根おろし、具材の分量によって鍋つゆの割合は調整する。
4.「3」に牡蠣、ブリを加え、「2」の大根おろしをのせて、青ネギ、白ごま、黒胡椒をふる。柚子胡椒を添えていただく。
ブリは刺身用なので半生でもOK、牡蠣はしっかり火を通すこと。
シメはお餅で雑煮風に

今回のシメは、お雑煮。お正月にたくさん用意したお餅がまだ残っている、という人も多いのでは?1月はまだ、新年気分を味わうつもりで、お餅を使ったみぞれ雑煮でシメましょう。

お餅を、トースターか焼き網などで焼き、こんがり焼き目をつけます。今回は切り餅を使いましたが、家にあるお餅なら何でも大丈夫。大きなものは食べやすい大きさに切って使ってください。
焼き餅を器に盛り、鍋からみぞれ出汁をとってかけたら出来上がり。お好みで柚子胡椒や、柚子の皮などを散らしてもOK。ほっこり温まるシメ雑煮で、今宵の鍋はおしまい!
今月の鍋ワザ:牡蠣の下ごしらえにはコツがある!

牡蠣は下ごしらえのひと手間で、食感が驚くほど変わります。たっぷりの水分を含んだ牡蠣は、鍋にそのまま入れて加熱すると中の水分が逃げて縮んでしまうのです。
塩水で軽く洗ってから、片栗粉をまぶして熱湯でさっと茹でる、このひと手間で旨味が閉じ込められ、同時にぷるっとした食感になります。ぜひやってみてください。
牡蠣の下準備
1. ボウルに3〜4%の塩水を張って牡蠣を入れ、やさしく洗って汚れを取る。
2. キッチンペーパーなどで水気を拭き取り、片栗粉をまぶす。やさしく混ぜてまんべんなく表面にかぶるようにするのがポイント。
3. 熱湯でさっと茹で、すぐに冷水にとって水気を拭き取る。
鍋の味をキメるキー食材

ミツカン 追いがつおつゆ
かつおで2回出汁を取るという日本料理の技をとりいれた「追いがつおつゆ」は、甘さを抑えたスッキリとした味わいが特徴。どんな料理にも使える万能調味料です。
今回は、トライアルのすりごまといりごまを加えてコクをプラス。シンプルな中に食べ応えと香ばしさを添えてくれます。

トライアルのバイヤーが厳選したブリと牡蠣
トライアルの生鮮食品は、鮮度抜群でリーズナブル!この時期には、新鮮で脂ののったブリをたっぷりご用意しています。
牡蠣は、時期や条件によってその時どきでもっともいいものを目利きがセレクト。いつも、いつでも、安心でおいしい食材をご用意しています。ぜひ、お近くのトライアルで、その目でみて選んでください!