
ウイスキーの飲み方―基本の水割り・お湯割り・ハイボール
ウイスキーの飲み方―基本の水割り・お湯割り・ハイボール
近頃人気のハイボールや水割りは、ボトルウイスキーを買って常備しておけば、家でお値打ちに楽しめます。また、その時の気分で飲み方をいろいろ変えられるのも嬉しいところ。
今回は、ウイスキーをよりおいしく、気軽に味わうための割り方のコツとレシピを紹介します。定番の炭酸割りやお湯割りから紅茶、牛乳などを使った飲みやすいアレンジまで、発見のある飲み方が満載です。シーンに合わせて、いろいろ試してみてくださいね。
初めて買うならブレンデッド・ウイスキーがおすすめ

お酒売り場には、色んな種類のボトルウイスキーが並んでいます。もし初めてで何を買うか悩んだら、ブレンデット・ウイスキーがおすすめです。大麦麦芽が原料のパワフルなモルト・ウイスキーに、とうもろこしなど穀類を使った穏やかな味わいのグレーン・ウイスキーをブレンドしたもので、バランスよく広く好まれる味わいに仕上がっています。
代表的なものに「響」「角瓶」「メーカーズマーク」「シーバスリーガル」などがありますが、トライアルオリジナルのブレンドウイスキー「ザ ウイスキー」なら、香りや味わいが濃く華やかなので、炭酸やお湯、水で割って飲むのにぴったり。しかも、700mlなら699円、4Lの大容量サイズなら2,998円とお財布に優しい価格なのも嬉しいところです。
「ザ ウイスキー」を使えば、たとえばハイボールなら、炭酸水の価格も合わせて1杯約70円前後で楽しめる計算になり、コストパフォーマンスもよいのです。スモーキーでほんのり甘い香りやコクはコーラや紅茶で割ってもおいしく、身近な飲料と合わせて楽しみましょう。
覚えておくと便利!ウイスキーのおいしい飲み方、基本の割り方と割合

ウイスキーは、色々な飲み方ができます。常温をストレートでちびちびと。大きめの氷にウイスキーを注ぎ、キンと冷やして楽しむオンザロック。軽やかな水割り、ほっこり温まるお湯割り、爽快な喉ごしをゴクゴク味わう炭酸割り=ハイボールなど、気分に合わせて試してみてください。
家庭にあるグラスやコップの大きさによって注ぐ容量は変わってきますので、おいしく仕上がる大体の割合を飲み方ごとに整理しました。
- 水割り ウイスキー1:水2~2.5
- お湯割り ウイスキー1:湯2~3
- ハイボール ウイスキー1:炭酸水3~4
この数値はあくまで目安ですので、ご自身がおいしいと思う割合を探してみてください。
基本のハイボールの作り方は、ウイスキー1:炭酸水4で

喉越しがよくウイスキー初心者も飲みやすいハイボール。ぜひウイスキー、炭酸水、グラスをキンキンに冷やしてお作りください。
乾杯はもちろん、料理の脂をすっきり流す食中酒としても活躍します。お好みでくし切りにしたレモンなど酸味のある柑橘を搾ると、より爽やかな味わいになります。ウイスキー本来のコクを味わいたい方は、氷なしハイボールもおすすめです。
材料
ウイスキー…目安30ml
炭酸水…目安90~120mlウイスキーの3〜4倍
氷…適量
作り方
- タンブラーに多めに氷を入れる。マドラーなどで氷をくるくる回し、グラスを冷やす。
- ウイスキーを注ぎ、マドラーで氷をくるくる回し、ウイスキーを冷やす。
- 氷とグラスの隙間から炭酸水をそーっと注ぐ。
- 炭酸が抜けないよう、マドラーで氷を下から持ち上げるように1回優しく混ぜる。
コツ1 グラスは氷で良く冷やしておく

水割りや炭酸割りなどを飲む場合は、グラスを先によく冷やしておきましょう。ウイスキーを注ぐ前に、グラスに先に氷をたっぷり入れ、マドラー等で氷をくるくると静かに回します。こうするとグラス全体が冷え、お酒を注いだ後に氷が溶けにくくなり、味が弛まずに飲み進められます。
コツ2 炭酸水を注ぐときは氷にあてない

炭酸は、氷にあてたり高いところから注いだりすると衝撃が加わり、ガスが抜けやすくなります。注ぐときは、氷に触れないよう、グラスの縁に沿わせるようにそっと優しく注ぎます。
基本のお湯割りの作り方は、ウイスキー1:お湯2~2.5で

体がポカポカ温まり、肌寒い季節におすすめしたいお湯割り。ウイスキーの香りが引き立ち、やわらかくふくよかに感じます。仕上げに少量のハチミツで甘味を足したり、レモンなど柑橘のスライスを浮かべて爽やかな後口を愉しんでも。アレンジも色々試してみてください。
材料
ウイスキー…目安30ml
お湯…目安90~120ml
ハチミツ、スライスレモン、ジャム、バターなど…お好みで
作り方
- お湯を約80℃に沸かす。耐熱グラスに適量のお湯を注ぎ、温めておく。
- グラスのお湯を捨て、ウイスキーをグラスに注ぐ。
- お湯を加え、マドラーなどで軽く混ぜる。
- お好みでレモンスライスを浮かべる。もしくは、少量のハチミツ、ジャム、バターを加えて混ぜる。
コツ3 注ぐ順番はウイスキーが先、水やお湯は後から

水割りやお湯割り、ハイボールなどは水やお湯で割ることで度数が下がり、口当たりがやわらかくなるため、飲み慣れてない方にもおすすめの飲み方です。ウイスキーを先に、水やお湯を後から注ぐことでウイスキー特有の香りの広がりを楽しめます。また、割り材を後にすることで、好みの濃度に調整しやすいのもポイントです。
アレンジドリンク①ウイスキーの紅茶割りの作り方

紅茶で割れば、ウイスキーと紅茶の香りが重なり、華やかな印象になります。全体もやわらかくまとまるため、お酒の苦手な方にも挑戦しやすい割り方です。無糖紅茶ですっきり食事のお供に、甘い紅茶と合わせて夕食の後のデザートタイムにも。
材料
ウイスキー…目安30ml
お好みの紅茶…90~120ml
氷…適量
作り方
- タンブラーに多めに氷を入れ、マドラーなどでかき混ぜてグラスを冷やす。
- ウイスキーを注ぎ、マドラーで軽く混ぜる。
- 氷とグラスの隙間から紅茶を注ぎ、全体を優しく混ぜる。
アレンジドリンク②ウイスキーのコーラ割り、コークハイの作り方

ウイスキーのコクのある味わいに、コーラのスパイシーでパンチの強い甘さが程よくなじみ、ゴクゴクと爽快に飲めるレシピです。ウイスキーが濃すぎると苦味が出てくるため1:4くらいがおすすめ。ピザやタコスなど、肉・チーズ系料理との相性が抜群です。
材料
ウイスキー…目安30ml
コーラ…目安120ml
氷…適量
レモン、ライム…お好みで
作り方
- タンブラーに多めに氷を入れ、マドラーなどでかき混ぜてグラスを冷やす。
- ウイスキーを注ぐ。
- 氷に当てないようにコーラを注ぐ。最後にマドラーで下から持ち上げるように1回優しく混ぜる。
- 好みでレモンやライムを搾る。
アレンジドリンク③ウイスキーのミルク割りの作り方

「カルーアミルク」「マリブミルク」などのカクテルもあるように、ウイスキーとミルクも実は好相性。ウイスキーの独特でスモーキーな風味をミルクがまろやかに馴染ませ、とろりとした大人のコーヒー牛乳のような味わいを生み出します。より濃厚なコクを楽しみたい方は生クリームなどを加えてみましょう。
材料
ウイスキー…目安30ml
牛乳…目安90~120ml
氷…適量
作り方
- タンブラーに多めに氷を入れ、マドラーなどでかき混ぜてグラスを冷やす。
- ウイスキーを注ぎ、マドラーで軽く混ぜる。
- 氷とグラスの隙間から牛乳を注ぎ、全体を優しく混ぜる。
ウイスキーをアイスにかければ、大人のデザートにも

バニラアイスクリームに少量(10〜15ml)かければ、ウイスキー版アフォガードに。ウイスキーのバニラのような甘い香りとアイスクリームのミルキーな甘味が重なり、贅沢な味わいと余韻を感じることができます。濃いめに淹れたコーヒーもウイスキーと一緒にかけると、さらにリッチなデザートに仕上がります。
ナッツやチョコレートと合わせて、至福の食後のひと時を

大容量ボトルでも飽きずに様々な変化を楽しめるウイスキー。食後や寝る前のちょっとした晩酌には、ウイスキーのフレーバーに合わせたナッツや、ウイスキーの風味をよりまろやかにするチョコレートなどがおすすめです。
ちょっとしたコツや割り方の違い、つまみの組み合わせて広がる奥深いウイスキーの世界をぜひじっくり味わってみてください。
ザ ウイスキー(トライアルブランド)…4L/2,998円
バーボンをブレンドすることで香りと甘味の厚みを出しつつ、飲み飽きないクリアな後口に。ハイボールなど他の飲料と割ってもウイスキー本来の味わいを感じられる、コストパフォーマンスの高さが魅力のトライアルブランドオリジナル商品。
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※20歳未満の酒類の購入や飲酒は法律で禁止されています。