秋の味覚として代表的な「秋鮭」。旬を迎え、トライアルでもお手頃な価格で販売しています。おいしいのはもちろん、栄養価が高く、塩焼きやムニエル、鍋など、さまざまな料理に使える点も魅力です。
今回は、そんな秋鮭を使ったレンチンレシピを2品ご紹介。キノコも加えて秋の味覚満載の和のおかずと、ルーを使わずに作れるシチューを、料理家の河瀬璃菜さんに教えていただきました。

教えてくれたのはこの人！

「時短で手間なしレンチンレシピ」の記事一覧はこちら

秋鮭とキノコの甘酢あんかけ

材料（2人分）

生鮭…2切れ
舞茸…2分の1パック
しめじ…2分の1パック
青ネギ…適量
酒…大さじ1

［A］
ポン酢醤油…大さじ2
みりん…大さじ1
すりおろしショウガ…1片
片栗粉…小さじ1

作り方

1. 生鮭は両面に塩少々（分量外）を振り、しばらく置いて、水分が出てきたらキッチンペーパーで拭き取り、食べやすい大きさに切る。

2. 舞茸は手でほぐす。しめじは石づきを切ってほぐす。青ネギは小口切りにする。

3. 耐熱ボウルに生鮭と舞茸、しめじを入れ、酒を振りかけたら、ふんわりとラップをし、600Wのレンジで3〜4分加熱する。

4.「3」の鮭を皿に取り出したら、ボウルに［A］を入れ、ラップをせずに600Wで30秒加熱し、とろみがつくまで混ぜ合わせて餡にする。

5. 鮭に「4」の餡をかけたら、青ネギをちらす。

ポイント1　生鮭に塩を振って出てきた水分はしっかり拭き取る

生鮭に塩を振って少し置いておくと、表面にじんわり水が出てきます。この水分に魚の生臭さが含まれているので、しっかりふきとりましょう。
また、余分な水分が出ることで鮭の身が引き締まり、崩れにくくなるほか、味が染み込みやすくもなります。

ポイント2　ポン酢醤油を使って簡単味付け

ポン酢醤油とは、柑橘系の果汁に酢を加えた「ポン酢」に、醤油を足した物。商品によっては、ダシなどの旨味成分も入っているので、さまざまな調味料を使わなくても、これ一本で味のベースが決まりますよ。

ポイント3　餡の加熱は様子を見ながら

鮭を取り出した後の加熱は、舞茸やしめじから出た水分を利用した餡を作る工程になります。
このときに加熱をしすぎると、片栗粉が固まって塊になってしまうので要注意。もし、30秒加熱した段階でとろみが足りない場合、10秒ずつなど少ない時間でプラスの加熱をしていきましょう。

秋鮭とホウレン草のレンジシチュー

材料（2人分）

生鮭…2切れ
ホウレン草…100g
玉ネギ…2分の1個
小麦粉…大さじ3
バター…20g
塩・コショウ…少々

［A］
牛乳…400cc
コンソメキューブ…1個
味噌…小さじ2

作り方

1. 生鮭は両面に塩少々（分量外）を振り、しばらく置く。水分が出てきたらキッチンペーパーで拭き取り、食べやすい大きさに切る。

2. 玉ネギは薄切りにする。ホウレン草は根を切り、ざく切りにする。コンソメキューブは細かく刻む。

3. 耐熱ボウルに生鮭、玉ネギを入れ、ふんわりとラップをかけたら、600Wのレンジで3分加熱する。

4.「3」にバターを溶かして混ぜ合わせ、小麦粉を入れたらさらに混ぜ合わせる。

5.「4」に［A］を3～4回ずつ分けて加え、混ぜ合わせたら、ホウレン草を入れてふんわりとラップをし、600Wのレンジで7分加熱する。味が足りないようであれば塩・コショウで味をととのえる。

ポイント1　小麦粉が粉っぽくなるのを防ぐため、バターと牛乳は丁寧に加える

今回のように市販のルーを使わず、小麦粉と牛乳を使ってシチューを作る場合、いかに小麦粉がダマになるのを防げるかがポイントです。

「4」の工程でバターを溶かす際は、食材にバターがまんべんなく行き渡るように混ぜると、その後、小麦粉を加えたときに固まりにくくなります。
さらに、「5」で牛乳を加えるときも少しずつ分けて入れましょう。特に1回目は小麦粉を溶かすように丁寧に混ぜることが、滑らかな口当たりに仕上げるコツです。
もし、すべての加熱を終えてもシャバシャバしているようでしたら、溶かしたバターに小麦粉を混ぜた物を少しずつ加えていくと、とろみをつけることができます。

ポイント2　余ったシチューはホワイトソースとしてアレンジOK

余った場合はごはんの上にシチューとチーズをかけてドリアにしてもいいですし、マカロニと合わせてグラタンにしてもおいしく食べられます。ホワイトソース感覚でいろいろな料理にアレンジできますよ。

秋鮭が旬の今なら、トライアルでお得に手に入る！

一年中手に入りやすい鮭ですが、旬以外では塩漬けや冷凍になっていることも多く、「生鮭」としてスーパーに並ぶのはこの季節ならでは。レンジで加熱するとはいえ、鮮度のいい物を使いたいですよね。
旬の食材をお手頃価格で販売しているトライアルなら、新鮮な生鮭をお得に手に入れることができます。電子レンジのみでの調理は、時短したいときにおすすめ！今回ご紹介した2品をぜひ試してみてくださいね。