旬の「カブ」もレンチンで楽に!一品料理に、常備菜におすすめレシピ
朝晩の冷え込みが増してくる時期は、根菜がおいしくなるシーズン。中でもカブは、春に続いて秋にも旬を迎え、甘みが増すのが特徴です。やわらかくて火の通りも良く、調理しやすいのも魅力ですよね。
今回もレンジでも簡単に調理できる、シチューのような煮込み料理と、常備菜としても便利な和え物の2品を、料理家の河瀬璃菜さんに教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!
河瀬璃菜(かわせ りな)
料理家/フードプロデューサー
レシピ開発、商品開発、食の企画やコンサルティング、レシピ動画制作など、食にまつわる活動は多岐にわたる。最新著書は「神レンチン あなたにやさしい電子レンジレシピ」(文藝春秋)。
河瀬璃菜(りな助) 公式ブログ
Instagram:@linasuke0508
カボチャはレンジ調理で楽に!切りやすく作りやすいレンチンレシピ
とろけるカブと鶏肉のトマトクリーム煮込み
トライアルでの参考価格
かぶ(1束)…299円(税込)
※2022年9月 スーパーセンター藤沢羽鳥店調べ。
※トライアルの商品はすべて税込表示です。
※販売価格は時期や産地によって変動します。
材料(2人分)
カブ…3玉
鶏モモ肉…150g
ブロッコリー…2分の1株
生クリーム…大さじ1
小麦粉…大さじ1
[A]
カットトマト缶…2分の1缶
コンソメ…キューブ1個(顆粒の場合は小さじ1強)
ニンニク…1片
バター…10g
砂糖…小さじ1
塩・コショウ…少々
作り方
1. カブは皮をむき、くし切りにする。鶏モモ肉は食べやすい大きさに切る。ブロッコリーは小房に分ける。コンソメキューブは細かく刻み、ニンニクはすり下ろす。
2. 耐熱ボウルにカブ、鶏モモ肉を入れ、小麦粉を全体にまぶす。
3.「2」に[A]を入れたらふんわりとラップをし、600Wのレンジで10分加熱する。
4.「3」にブロッコリーを加え、ラップをせずにさらに1分加熱する。
5.「4」を器に盛り、仕上げに生クリームを回しかける。
ポイント1 カブは皮をむくことで味なじみと食感がアップ
カブは元々火の通りが速いのが特徴ですが、皮が残っていると食感が気になることも。今回は、皮をむくことでトロトロの食感を出すのに加え、全体の味なじみが良くなるようにしています。
また、レンジから出したときにカブが少し固そうに見えても、余熱で火が入るので追加加熱はしなくてOKです。
ポイント2 ブロッコリーは食感を残すため、2段階加熱で
ブロッコリーは最初のカブや鶏モモ肉といっしょに加熱すると、色や食感、風味が悪くなってしまいます。そのため、カブや鶏モモ肉を加熱した後に追加し、程良い食感が残るようにしてください。
やみつき!カブの梅ツナマヨ和え
材料(2人分)
カブ…2玉
カブの葉…1玉分
ツナ缶…1缶
梅干し…1個
マヨネーズ…大さじ1と2分の1
めんつゆ(3倍希釈)…小さじ1
カツオ節…適量
塩・コショウ…少々
作り方
1. カブは皮をむき、半分に切ったら5mm幅程度の薄切りにする。カブの葉はみじん切りにする。梅干しは種を取り、叩いてつぶす。ツナ缶は油を切る。
2. 耐熱ボウルにカブを入れ、ふんわりとラップをかけたら、600Wのレンジで2分加熱する。粗熱がとれたら水分をしっかり絞る。
3. ボウルに「2」とカブの葉、ツナ、梅干し、マヨネーズ、めんつゆを入れて混ぜ合わせる。味が足りなければ塩・コショウでととのえる。
4.「3」を器に盛り、かつおぶしをかける。
ポイント1 加熱後、カブの水気はしっかりきること
この料理のポイントは、カブをレンジで加熱した後、水分をしっかりと取り除くこと。手で絞ってからキッチンペーパーで拭き取ると、さらにいいと思います。そうすることで味が薄くならないほか、常備菜として保存するときに傷みにくくなります。
カブの粗熱をとっているあいだに、カブの葉をみじん切りにしたり、梅干しをつぶしたりするといった作業をすると時短になりますよ。
ポイント2 和にも洋にもアレンジ可能!
和のおかずとしてごはんと合わせるのはもちろん、ロールパンに挟んでサンドイッチにしたり、カリッと焼いたトーストの上にのせたりしても◎。常備菜としてストックしておくと、いろいろな料理に使えるので便利です。
ポイント3 塩分を控えたいなら風味のある食材をプラスすると◎
野菜が主体のおかずは、味に物足りなさを感じられる方もいるかと思います。そのときは、塩で味を足すのではなく、カツオ節や昆布など風味豊かな食材を加えると、味に深みが出て、余計な塩分を加えなくても満足できます。
今回の「カブの梅ツナマヨ和え」にはカツオ節が入っていますが、さらに塩昆布などを加えてもOK。梅干しの塩分もあるので、量は味を見ながら調整してくださいね。
新鮮なカブを手に入れるならトライアルで!
今回ご紹介した「カブの梅ツナマヨ和え」では、カブの葉を生のまま使うことから、より鮮度のいいカブを手に入れたいところ。
旬の食材をリーズナブルな価格で販売しているトライアルなら、いつでも新鮮なカブが手に入ります。ぜひお近くのトライアルへ足をお運びください!
野菜・果物など毎日食べたいトライアルの青果、鮮度と味へのこだわり