ほうれん草は生のまま冷凍?ゆでてから?違いと使い方を解説
ほうれん草を買ったのに使い切れなかったという経験はありませんか?
ほうれん草は冷凍保存することで、長持ちさせられるだけでなく、毎日の料理の時短にも役立つ便利な食材。
冷凍方法には「生のまま冷凍」と「ゆでてから冷凍」の2種類があり、それぞれメリットや使い方が異なります。
今回は管理栄養士の清水加奈子さんに、ほうれん草の冷凍保存の方法の選び方や冷凍ほうれん草の活用レシピを教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!

清水加奈子(しみず かなこ)
フードコーディネーター/管理栄養士
調理師、国際中医薬膳師の資格も持つフードコーディネーター。アイディアレシピやダイエットレシピの提案からフードスタイリングまで幅広くこなし、食関連の企業サイトや雑誌などで活躍中。
公式サイト
目次
トライアルでの販売価格
ほうれん草…本体価格128円(税込138円)
※2025年11月メガセンタートライアル八千代店調べ。
※販売価格は時期や産地によって変動します。
ほうれん草は生のまま冷凍?ゆでてから冷凍?どっちが向いている?
ほうれん草は冷凍しておくと、必要なときにすぐ使えてとても便利。
冷凍の方法は大きく分けて「生のまま冷凍する」か「ゆでてから冷凍する」かの2種類があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、用途や調理のスタイルに合わせて使い分けるのがポイントです。
ゆでて冷凍するメリット・デメリット
料理に使ったときの食べやすさを重視するなら、ゆで冷凍が◎。
メリット
- アク抜きができて、青くささやえぐみが抑えられる
- 食感や色合いがよく、仕上がりがきれい
- 解凍後もそのまま使いやすく、おひたしや和え物に最適
デメリット
- 下ゆで、冷水、しぼるといった工程がやや面倒
- 一度加熱する分、やや栄養が逃げやすい
生のまま冷凍するメリット・デメリット
とにかく時短したい人におすすめ。生のままなので下処理が少なく、手軽に保存OK。
メリット
- 洗って切るだけでそのまま冷凍できる手軽さ
- 加熱料理にすぐ使えるので、時短にぴったり
- スムージーや炒め物にも凍ったまま使えて便利
デメリット
- アク抜きをしていないため、青くささやえぐみが残ることも
- 解凍後、水っぽくなりやすく食感がやや落ちる
- 加熱前提なので、そのままでは食べられない
【基本】ほうれん草をゆでてから冷凍保存する方法

少し手間はかかりますが、風味も食感もアップするのがゆで冷凍。
おひたしや和え物など、そのまま食べる料理に使うなら断然こちらがおすすめです。
1. アク抜きのために固めに下ゆでする


たっぷりのお湯を沸かし、塩をひとつまみ入れます。
ほうれん草は根元から湯に入れ、まず根元を30秒、全体で1分程さっとゆでましょう。
やわらかくしすぎず、しゃきっと感を残すのがポイント。
洗ったほうれん草は、できるだけ水気を切ってから鍋に入れるのがおすすめ。
水が多いとお湯の温度が下がってしまい、うまくアクが抜けなかったり、色が悪くなったりすることもあります。
キッチンペーパーなどで軽く拭き取ってからゆでると、仕上がりがぐっと良くなります。
2. 冷水にさらし、水気をしっかり絞る


ゆでたほうれん草はすぐに冷水にとり、色止めと余熱防止をします。
しっかり冷えたら、1株ずつぎゅっと手で水気を絞るか、キッチンペーパーで包んで水分を吸い取ります。

水気が残ると、冷凍後の食感や味に影響するのでしっかり絞ってください。
3. カットして小分けにし、保存袋で密閉


3~5cmにカットし、2株ごとなど使いやすい分量で小分けにしてラップで包みます。
そのまま保存袋に入れ、空気を抜いて冷凍庫へ。小分けにしておけば、必要な分だけ取り出すのもOK。
【時短】ほうれん草を生のまま冷凍保存する方法

時間がないときでもさっと保存できるのが生冷凍。
炒め物やスープなど、加熱調理に使いたいときにぴったりです。
生のままだとえぐみや青臭さが強く感じられるため、基本的には加熱してから使うのがおすすめ。
生のほうれん草には「シュウ酸」という成分が含まれており、独特のえぐみや渋みの原因に。
生のまま冷凍したものをそのまま調理すると、口の中が「キュッ」となるような違和感を覚えやすくなるため、加熱してから使うようにしましょう。
シュウ酸は水に溶けやすいため、レンジ加熱後に水にさらすだけでも軽減できます。
1. ほうれん草を洗い、水気をしっかり拭き取る


根元に土が残りやすいので、ボウルに水をためて振り洗いをしましょう。
水が汚れたら何度か交換し、計3〜4回程繰り返します。

洗ったあとは、キッチンペーパーなどで水分をしっかり拭き取るのがポイント。
水気が残っていると霜の原因になり、冷凍・解凍時に品質が落ちやすくなります。
2. 使いやすい大きさにカットする

根元を落とし、3〜5cm程の長さにカット。スムージーにはざく切りでもOK。
葉の部分は小さく切りすぎると粉々になるので、大きめにカットすると◎。根元にも栄養があるので、余裕があれば残すのもおすすめ。
3. 冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫へ


使いやすい分量で小分けし、平らにして袋に入れます。空気をできるだけ抜いてから口を閉じ、冷凍庫へ。
冷凍ほうれん草を上手に使うコツ
冷凍ほうれん草は、使い方次第で料理の時短にも節約にも◎。
冷凍ほうれん草の保存の目安は約1ヵ月。解凍後は早めに使い切るのがおすすめです。
凍ったまま調理が基本
スープ、炒め物、みそ汁などに使うときは、解凍せず凍ったまま鍋やフライパンに入れてOK。
余計な水分が出にくく、食感もキープできます。
おひたしや和え物は自然解凍かレンジ解凍
ゆでてから冷凍したものは、冷蔵庫での自然解凍がおすすめ。時間がないときは、電子レンジの解凍機能を使ってもOK。
水気が出るので、解凍後はしっかり絞ってから調理を。
冷凍ほうれん草のおすすめ活用レシピ
ここでは、どちらの冷凍方法でも活用できる、手軽でおいしいほうれん草レシピを3つご紹介します。
冷凍ほうれん草のナムル

材料(2人分)
・冷凍ほうれん草…1束分
【A】
・おろしにんにく…小さじ2分の1
・鶏がらスープの素…小さじ2分の1
・ごま油…大さじ1
・白すりごま…大さじ1
・塩・こしょう…適量
作り方
1. 冷蔵庫で解凍し水気をしっかり絞る。
※生のまま冷凍した場合は、解凍前にレンジ加熱(600Wで2分程度)し、冷水にとって水気を絞る。
2. 「A」を混ぜたボウルにほうれん草を加え、全体を和える。
冷凍ほうれん草とツナのスパゲッティサラダ

材料(2人分)
・冷凍ほうれん草…1束分
・スパゲッティ…100g(サラダ用など細めがおすすめ)
・ツナ缶…1缶
【A】
・マヨネーズ…大さじ3
・酢またはレモン汁…大さじ2分の1
・塩、こしょう…適量
作り方
1. 冷蔵庫で解凍し水気を絞る。
※生のまま冷凍した場合は、解凍前にレンジ加熱(600Wで2分程度)し、冷水にとって水気を絞る。
2. スパゲッティをゆでて冷水にとり、しっかり水気を切る。
3. ツナの油を軽く切り、「A」とほかの材料をすべてボウルに入れて混ぜる。
冷凍ほうれん草のゴマ白あえ

材料(2人分)
・冷凍ほうれん草…1束分
・絹豆腐…2分の1丁
【A】
・はちみつ…大さじ1
・すりごま…大さじ2
・しょうゆ…小さじ1
・塩…適量
作り方
1. 冷蔵庫で解凍し水気を絞る。
※生のまま冷凍した場合は、解凍前にレンジ加熱(600Wで2分程度)し、冷水にとって水気を絞る。
2. 絹豆腐はキッチンペーパーに包み、皿にのせてラップなしで電子レンジ(600W)2分加熱。粗熱をとって水切り。
3. ボウルに豆腐を入れて滑らかにつぶし、「A」を混ぜ、ほうれん草を加えて和える。
トライアルで買ったほうれん草の冷凍保存で毎日の料理を時短しよう

ほうれん草はすぐにしおれやすい野菜のひとつ。
冷凍しておけば買い置きとしても活用でき、忙しい日の「あと一品」にも便利です。
安いときにストックしておけば、ムダなく使い切れて節約にもつながります。
正しく処理して保存すれば、冷凍でも約1ヵ月おいしさをキープできます。
トライアルで購入したほうれん草は、新鮮なうちに冷凍保存して、ムダなくおいしくかしこく使い切りましょう。

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