
フライパンで作るホイル焼きの基本!鮭と野菜をふっくら仕上げるコツ
ホイル焼きとは、アルミホイルに食材を包んで蒸し焼きにする調理法。
オーブンやグリルを使うイメージがありますが、実はフライパンでも作れます。
食材を切って包んで蒸し焼きにするだけの手軽さと、ホイルの中で完結するため洗い物がほとんどでないところも、ホイル焼きのうれしいポイント。
ですが、ふっくら仕上げるためには、ちょっとしたコツが必要です!
そこで今回は、料理家の風間章子さんに、ホイル焼きをふっくら仕上げるコツを教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!

風間章子(かざま あきこ)
料理家/調理師
イタリアンレストランで6年間修業した後、カフェを立ち上げ、雑誌やウェブなど、さまざまなメディアにて料理監修で活躍。これまで、4店舗のカフェの料理メニューの立ち上げを行う。料理の技術向上はもちろん、料理の楽しさを伝えることを目的とし、料理の撮影や料理教室を開催するキッチンスタジオ「人形町キッチン」を運営。わかりやすい説明と気さくな人柄で、好評を得ている。
X(旧Twitter):@ACCO_kzm
目次
トライアルの販売価格
切りやすいアルミホイル25cm×8m…68円(税別)
切りやすいアルミホイル25cm×20m…149円(税別)
くっつかないアルミホイル25cm×5m…129円(税別)
くっつかないアルミホイル25cm×15m…199円(税別)
※2024年12月 スーパーセンター藤沢羽鳥店調べ。
※販売価格は時期によって変動します。
鮭と野菜を使った基本的なホイル焼きのレシピ
ホイルの中で蒸し焼きにするため、食材の旨みや栄養素を逃さずに風味豊かに仕上がるのがホイル焼きの魅力。
まずは、基本のレシピを紹介します。
材料(2人分)
生鮭…2切れ
玉ねぎ…2分の1個
しめじ…50g
えのき…40g
塩…小さじ2分の1
コショウ…少々
バター…10g
白ワイン(または酒)…大さじ1
レモン(くし切り)…4分の1個
パセリ(みじん切り)…少々(あれば)
1. 鮭に下味をつける

鮭は、両面に塩とコショウを振って下味をつけます。
素材の味を生かしたシンプルな味付けなので、鮭は冷凍ではなく新鮮な生鮭のほうがおすすめ。
鮭の代わりに鯛やタラといった切り身の魚を使ってもおいしいですよ
2. 食材を切る

玉ねぎは繊維を断つように薄い輪切りにし、しめじ・えのきは石突きを取って食べやすい大きさにほぐします。
上記の食材以外にも、お好みで季節の野菜などを加えても◎
3. アルミホイルを準備する

鮭の大きさより左右5cmほど大きめになるようにアルミホイルをカットして、幅25cmのアルミホイルを4枚×2セット用意します。
ホイルに穴が開くと蒸気が逃げてしまうため、食材を包むホイルは2枚重ねにするのがポイント!
4. アルミホイルで包む


アルミホイルの上に鮭、玉ねぎ、きのこ類を順にのせ、全体に白ワイン(または酒)をふりかけます。
バターを最後にのせたら、もう1枚のホイルをかぶせ、しっかり包みます。
食材をのせる順番に、決まりはありません。
ですが、食材の入れすぎは包みにくかったり、火が通りにくくなったりするので注意しましょう。
詳しい包み方は以下の「ホイル焼きを作る際のポイント」で解説します。
バターの代わりにオリーブオイルをかけてもOK。
どちらも香り付けなのでなくてもいいですが、風味として加えることをおすすめします
5. フライパンで蒸し焼きにする

フライパンにホイルで包んだ鮭を並べ、蓋をして強火で2分加熱、その後、火を弱めてさらに7〜8分蒸し焼きにします。
蒸気が逃げるのを避けるため、途中で蓋を開けないようにしてください。
6. 取り出して仕上げ


アルミホイルごと器に取り出し、上部をキッチンバサミで切り開きます。
仕上げにパセリやレモン果汁を添えれば完成!
そのままでもさっぱりとしておいしいですが、お好みで醤油やポン酢をかけてもOKです。

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ホイル焼きを作る際のポイント
ホイル焼きをふっくら仕上げるためには、次の3つのポイントを押さえましょう。
食材は火が通りやすい薄切りで!

鮭と一緒に蒸し焼きにする食材は、薄切りにすることで火が通りやすくなります。
特に、にんじんやレンコンなどの根菜類は火が通りにくいため、アルミホイルで包む前に塩を軽く振るのがポイントです。
塩の効果で水分が出やすくなり、その水蒸気で火の通りが良くなりますよ。
包み方はしっかり密閉することが大事
ホイル焼きは、蒸気を閉じ込めることが重要です。
以下で、アルミホイルをしっかりと密閉するための手順を紹介します。
包み方の手順

1. アルミホイルを2枚重ね、その上に鮭や野菜をのせる。さらに2枚重ねたアルミホイルを上からかぶせ、下のアルミホイルが1cmほど出るように調整。

2. はみ出た部分のアルミホイルを3回ほど折り込んで密閉する。

3.「2」と同様に、折り込んでいない方のアルミホイルを下のホイルを1cm程残して食材の上にかぶせ、なるべく中の空間を残さないように3回折り込む。


4.「2」や「3」と同じく、左右の端も2~3回折り込んでしっかり包む。
加熱時間は強火2分+弱火7~8分が目安

フライパンでの加熱時間は、強火で2分+弱火で7~8分が目安です。
重要なのは、アルミホイルの底がフライパンにしっかり接していること。
また、途中で蓋を開けないようにしましょう。
加熱中にホイルが膨らんできたら、しっかり蒸気が閉じ込められている証拠です。
加熱後に火が通っていない場合でも、アルミホイルごと電子レンジに入れるのは絶対NG!
火花や発煙の原因になります。
追加加熱が必要な場合は、もう一度フライパンで蓋をして加熱しましょう
ホイル焼きに使う材料・食材をそろえるならトライアルで

ホイル焼きをおいしく仕上げるには、しっかり包めるアルミホイルを選ぶことが大切です。
トライアルのプライベートブランドには、「切りやすいアルミホイル」や「くっつかないアルミホイル」など、調理に便利な商品がそろっています。
また、トライアルでは、鮭や玉ねぎ、きのこ類などホイル焼きにぴったりな食材も、手頃な価格で購入できます。
季節の食材を組み合わせることで、さまざまなホイル焼きを一年中楽しめるのも魅力です。
トライアルのアルミホイルと新鮮な食材で、ぜひおいしいホイル焼きを作ってみてくださいね!

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