
【水筒の洗い方】汚れやカビを防いで清潔に保つ方法を専門家が解説
簡単そうに見えて実は面倒な家事のひとつが水筒洗い。
底まで手が届きにくい上、パーツも多いため、「洗えているのかわからない」「手間がかかって大変」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで、Instagramでさまざまなお掃除術を発信しているラク家事研究家・みなさんに、水筒の洗い方と、洗うときに役立つグッズについて教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!

みな
クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級を持つ、ラク家事研究家。Instagramで簡単にできる掃除術を紹介して人気を集め、フォロワー43万超(2023年4月現在)を誇る。投稿をまとめた著書「手間かけない、時間かけない、頑張らない しない掃除」が発売中。
Instagram:@mina__room
水筒を清潔に保つ基本的な洗い方
水筒を洗うとき、「入り口が狭くて、スポンジが届かない」「奥までちゃんと洗えているかどうかわからない」と感じたことがある人は多いでしょう。
こうしたお悩みを解決してくれるのが、泡タイプのスプレー式洗剤です。
まずは、水筒の基本的な洗い方をご紹介します。
用意するもの
・泡タイプのスプレー式洗剤
・食器用スポンジ
・ボトル用柄付きブラシ

1. 外せるパーツをすべて外す

水筒本体から蓋を外し、蓋と本体のあいだについている「せんパッキン」、蓋の裏側の「蓋パッキン」、そして「飲み口」を外します。
2. 水筒本体の内部に泡スプレーをする

水筒本体を軽く水洗いして水を切り、中に泡スプレーをまんべんなく噴射して20分程置きます。
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キュキュット CLEAR泡スプレー(花王)
トライアルでの参考価格:299円(税込)

毎日のお手入れは、泡タイプのスプレー式洗剤一本で完結!
スプレーしておくだけで汚れもにおいもきれいに落ちるので、仕事や育児との両立で忙しい方にも最適です。
※2024年7月 メガセンター八千代店調べ。
※販売価格は時期によって変動します。
3. 水筒のパーツを予洗いし、泡スプレーをする


パーツは食器用スポンジを使って予洗いした後、泡スプレーを噴射して20分程置きます。

ストロー付きの水筒の場合は、ストローを水洗いした後で泡スプレーを噴射しておきましょう。
泡スプレーを使用すれば、スポンジが届きにくいストローの内部や細かい部分にも洗剤が行き渡りやすくなります。
4. 水筒の本体とパーツをよく洗い流して乾燥させる

水筒の本体とパーツをよく水ですすぎ、洗剤を洗い流します。
スプレー式泡洗剤は、スプレーして流すだけで汚れが落ちますが、汚れが気になる場合はボトル用柄付きブラシで中を洗うといいでしょう。

洗い終えたら、しっかり水を切って乾かします。本体のボトルは逆さまにして立てれば安定します。
水筒を乾燥させるときには、スピーディーに乾くボトル専用の水切りスタンドがあると便利です。
においを防ぐ!月に1度の水筒のお手入れ方法
毎日こまめに洗っていても、水筒の茶渋やにおいが気になることがあります。
ここでは、1ヵ月に1度を目安に、念入りに水筒をお手入れする方法をご紹介します。
用意するもの
・酸素系漂白剤
・小さめの桶
1. 水筒のパーツを外し、本体に酸素系漂白剤を入れる

せんパッキン、蓋パッキン、飲み口を外し、水筒本体を軽く水洗いしてから酸素系漂白剤を蓋の2分の1杯入れます。
このとき、酵素系漂白剤を溶かしたお湯に水筒全体をつけ置きすると、外側の塗装がはがれる可能性もあるので要注意!
必ず、内側だけをつけ置きするようにしてください。
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オキシクリーン(グラフィコ)500g
トライアルでの参考価格:739円(税込)

酸素系漂白剤は、お湯に溶かしてつけ置きする「オキシづけ」も人気のオキシクリーンが便利。
さまざまな汚れに使えるので、水筒のお手入れ以外にも活躍してくれますよ。
※2024年7月 メガセンター八千代店調べ。
※販売価格は時期によって変動します。
2. 水筒本体に50℃のお湯を注ぐ

本体に50℃のお湯を注ぎ入れ、フチ上まで泡が上ってきたところで止め、30分置きます。
3. 水筒のパーツを洗う

小さめの桶などにパーツを入れ、酸素系漂白剤を振りかけてお湯を注ぎます。
泡立った状態で、こちらも30分置きます。
4.よく洗い流して乾燥させる


30分経ったら、水筒とパーツをそれぞれ水洗いし、よく乾燥させます 。
洗浄前の水筒(写真左)はフチに汚れが目立ちますが、洗浄後の水筒(写真右)は茶渋がなくなり、すっきりと清潔になりました!
水筒を洗うときに注意すること
飲み水を入れるからにはいつも清潔にしておきたい水筒ですが、正しく洗えていないと汚れが残り、かえって雑菌の温床になることも…。
水筒を洗うときには、下記のことに注意しましょう。
水筒を洗うときの注意事項
- 使用後は放置せず、すぐに洗うことを徹底する
- 熱湯での煮沸消毒は、本体やパッキンが変形したり劣化したりするリスクがあるため避ける
- 金たわしや研磨剤入りのスポンジを使うと、本体の内側に傷ができて、汚れや錆の原因になるため避ける
- 塩素系漂白剤も、本体内部のコーティングがはがれてさびる可能性があるため避ける
基本的に食器洗い乾燥機は使えませんが、最近は食洗機対応の水筒も販売されているため、洗う手間を徹底的に省きたい方は、探してみることをおすすめします。
トライアルでグッズをそろえて、水筒を清潔に保とう
水筒は毎日こまめに洗い、1ヵ月に1度は念入りにお手入れすると清潔に保つことができます。
水筒を正しく洗うことは、衛生的に保つだけでなく、長持ちさせることにもつながるでしょう。
トライアルでは、今回ご紹介した洗剤やスポンジもお手頃価格で取りそろえています。
毎日の水筒洗いのストレス軽減に、ぜひお役立てください!

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