生はたったの3%!?希少なチリ産生サーモンをトライアルで販売中
子供から大人まで人気の魚といえば、やっぱりサーモン。ノルウェー産やチリ産が有名ですが、実は日本に輸入されているチリ産サーモンの99%が冷凍品です。
そんな中トライアルでは、一度も冷凍していないチリ産生アトランティックサーモンを販売しています。今回はチリからの輸入を手掛けるオーシャン貿易株式会社の甲斐敦士さんとトライアルの鮮魚担当・新福直人に話を聞きました。
チリ・パタゴニア地方の豊かな自然環境で育った、安全でおいしいサーモン
トライアルで販売しているサーモンのうち、およそ7割がチリ産の生アトランティックサーモンです。寿司ネタとしてよく知られる品種で、脂のりが良く鮮やかな身が特徴です。
チリはアトランティックサーモンの生産量、世界2位を誇ります。脂が控えめでさっぱりとした味わいがあり、コリコリした食感で歯ごたえの良さが好評。臭みも少なく、一年中安定した水温で養殖されているため、年間を通して安定した品質で供給されています。
おいしく育てられた生アトランティックサーモンですが、流通のために冷凍すると、解凍の際に水分と旨味が抜けてパサパサになってしまうことも。その点、水揚げから一度も冷凍されていない生サーモンなら風味や食感はそのままに、もっちりととろけるような弾力や脂の甘味、旨味を味わうことができるのです。
チリから日本まで約30時間、一度も冷凍せずに新鮮な生サーモンを届けるには?
トライアルで扱っているのは、チリの中でもトップクラスの品質を誇るYADRAN社の生アトランティックサーモン。ミネラルを豊富に含んだアンデス山脈の雪解け水が流れ込む環境で、大切に育てられています。
鮮度や食感を維持するため、最新鋭の設備を誇る工場まで生きたまま運び入れ、魚体に大きなストレスを与えないように加工します。さらに特殊な冷却法で魚体温度を一気に氷点下近くまで下げ、0℃前後の低温を保ったままチリの工場から日本まで届けられます。鮮度を維持したまま、チリから日本に一貫流通できる生産者はYADRAN社の他にほぼありません。
オーシャン貿易・甲斐:日本に輸入されるサケ・マス類の半分以上がチリ産にも関わらず、日本への空輸シェアはわずか2.6%と希少です。それはチリ〜日本間の航空直行便がないことが原因の1つでした。YADRAN社と弊社は品質をキープしたまま日本に運ぶための仕組みづくりを数年かけて試行錯誤し、ついに約30時間のフライトを経ても鮮度を保つことに成功しました。
新鮮・低価格を実現できるのは、職人技を持つトライアルだから
トライアルでは、週3回のペースでチリから新鮮な生アトランティックサーモンが店舗に届きます。一般的なスーパーでは、輸入したサーモンを消費者向けに加工する技術がありません。そのため外部の業者が加工したものを店頭に並べますが、その分鮮度が落ちてしまい、コストもかかります。
しかしトライアルでは、職人の技術を使って各店舗で加工。加工業者を挟まずに直接店舗に届くため、100gあたり599円(税込)と低価格で新鮮な生アトランティックサーモンを販売することができます。
新福:新鮮なチリ産の生サーモンは他社ではなかなか手に入りません。ブロックや柵、お寿司やお刺身など豊富なバリエーションでお届けしています。
サーモンのアレンジレシピ2品のご紹介
生アトランティックサーモンは、カルパッチョやバター焼きなどのアレンジもおすすめです。さまざまな調理法やアレンジをして、味わってみてください。
ここからは、「くらしを美味しく、あたたかく」をコンセプトに、管理栄養士が監修する役立つレシピを提供するクラシルから、サーモンを使ったアレンジレシピ2品をご紹介します。
※生アトランティックサーモンを使ったアレンジレシピではございません。
塩レモンのサーモンカルパッチョ
ひと口大に切ったサーモンにレモン汁と塩、オリーブオイルを合わせたソースをかけ、刻んだパセリとスライスしたレモンを乗せたら完成。簡単なのに豪華に見え、食卓を華やかに彩ります。
ホームパーティーの一品に加えてみてはいかがでしょう。
サーモンレアカツ
小ネギとごま油が効いたポン酢のソースとサーモンレアカツの相性が抜群。サーモンは揚げたあとにカットするとレアな状態に仕上がりやすくなります。サーモンの甘味と芳醇な香りを楽しんでください。
※記事は2024年9月時点の内容です。