気温別服装ガイド!季節の変わり目コーディネート
暑い日や寒い日、朝晩の寒暖差が大きい季節の変わり目は、何を着ればいいか迷いがちです。そんなとき、気温や季節に合わせた服装の目安を知っておくと、悩みも少なくなるはずです。
そこで今回は、トライアルでそろうアイテムを例に挙げながら、季節の変わり目を賢く乗り切るための「気温別のコーディネート」をご紹介します。
教えてくれたのはこの人!

商品本部ソフトグループVMDプランナー 佐藤 純(さとうじゅん)
20年以上、アパレルの販促関連業務に従事。トライアルで販売している衣類の機能性やデザインのこだわりをお客さまに伝えるために、日々活動している。
目次
今日は何を着る?季節の変わり目!服装選びのヒント
季節の変わり目は、朝晩の寒暖差で服装に悩む方も多いのではないでしょうか。そんなときに役立つのが「気温別の服装の目安」です。天気予報で最高気温と最低気温をチェックしておけば、快適に過ごせる服装を選べます。
例えば、朝晩の冷え込みに備えたいけれど、日中との気温差を考えると厚着はしたくない。そんなときは、フリースやジャケットを上手に取り入れることでおしゃれに防寒対策できます。
気温ごとの服装をチェックして、その日にぴったりのコーディネートを考えましょう!まずは以下の一覧表で、簡単に今日の気温に合わせた服装の目安をチェック!

気温別にチェック!目安となる着こなしポイント
それではその日の気温に合わせて、実際にどんなアイテムを選ぶと快適に過ごせるのか、具体的にイメージしてみましょう。それぞれの気温は、日中の「最高気温」を目安にしています。
気温25℃以上


25℃以上の夏日は、汗をかいても肌に張り付きにくく、通気性の良いものを選ぶのがおすすめです。具体的には、麻や綿などの爽やかな天然素材がベスト。さらっとした肌触りで汗をかいても快適に過ごせます。
また、スポーツやアクティブなシーンには、軽さと速乾性に優れたポリエステル素材がおすすめ。シンプルなTシャツも、素材にこだわるだけで着心地も印象も変わります。屋内の冷房対策には、薄手のカーディガンやシャツ、ストールを持っておくと安心です。
気温24~20℃

春や秋、気温が24℃から20℃前後になると、日中は暖かくても朝晩や日陰では肌寒く感じるようになります。そんな微妙な季節の変わり目に重宝するのが「長袖Tシャツ」です。長袖Tシャツなら、一枚でさらっと着ても快適ですし、寒さを感じたときにはインナーとして重ね着もしやすい万能アイテムです。
また女性は、長袖Tシャツの上にさっと羽織れるアウターを用意しておくと安心です。薄手のジャケットやカーディガン、パーカーなどがいいでしょう。素材はポリエステルのようにシワになりにくく持ち運びやすいものを選ぶと、日中暑くなったときに脱いでバッグに入れても邪魔になりません。
気温19~15℃

気温が19℃から15℃まで下がると、ぐっと肌寒さを感じるようになり、アウターが欠かせません。具体的なコーディネートとしては、Tシャツにジップパーカーを合わせるカジュアルなスタイルや、カットソーやパーカーにベストを重ねるのが良いでしょう。
ジップパーカーや前開きのベストは、暑いときにはすぐに脱げ、寒いときにはさっと羽織れる手軽さが魅力です。屋内と屋外の移動なども考慮し、簡単に脱ぎ着しやすいコーデを心がけることが、この時期を快適に過ごす鍵となります。
ボトムスには、さまざまなトップスと合わせやすく、はき心地の良いストレッチ性の高いパンツを合わせるのがおすすめです。ストレッチ性が高いボトムスは、体に程よくフィットしつつ動きやすいのが特徴。スリムなシルエットを選んでも快適で、着ぶくれを防ぐ効果も期待できます。秋の行楽も快適に過ごせます。
気温14~10℃

気温14~10℃になると、いよいよ本格的な寒さに。ジャケットや厚手のカーディガンに加え、軽くて暖かいライトパフのような中綿アイテムも活躍します。アウターにストレッチ素材や軽量タイプを選ぶと、見た目を軽やかに保ちつつ体温調節もしやすくなります。
また、選び方や着こなしを工夫すればフリースも活躍します。トライアルではどんなシーンにも馴染む、薄手で上品なフリースをそろえています。ジャケットやチェスターコートの中に重ね着すればさらに暖かく過ごせて、実用性とおしゃれを両立できます。柄物やパーカータイプなど豊富なラインナップをぜひご覧ください!
気温10℃以下

一年で最も冷え込む時期は、体温を逃さないことが最も重要です。ダウンコートやウールコートなどの厚手アウターを中心に、マフラー・手袋・厚手ソックスなどの小物を組み合わせて防寒対策を行いましょう。
特に雪やみぞれが降る日には、アウターが濡れて体温を奪われるのを防ぐため、撥水加工のジャケットを選ぶのがいいでしょう。また足元が冷えるのを避けるには、裏ベロアのボトムスの着用もおすすめです。

また、着ぶくれを避けながら暖かさを保つには、保温性の高い機能性インナーを取り入れるのがおすすめ。
特に「三首」(首・手首・足首)は血管が皮膚の近くを通っているため、この部分をしっかり温めることで、効率よく体全体の冷えを防ぎます。
おしゃれに差がつく!サイズ選びと色合わせのコツ
コーディネートをおしゃれに見せるには、サイズ感と色合わせが鍵。ちょっとした工夫で、洗練された印象になります。
サイズ選びのポイント

サイズ次第でコーデの印象はぐっと変わります。メンズは肩幅や着丈がぴったり合うものを選ぶのがポイント。
レディースの場合は、ジャストな着丈という基本に加えて、トレンド感やスタイルアップ効果を意識したシルエット選びに注目しましょう。体型を程よくカバーしつつ、ラインがすっきりとしたアイテムを選ぶことで、全体のバランスが美しく決まります。
失敗しにくい色合わせのコツ

コーディネートに使う色が多すぎると、視線が分散して雑然とした印象になりがちです。そこで全身を3色以内に抑えると統一感が生まれ、すっきりまとまったスタイルに。
特に冬は黒やネイビーなど落ち着いた色でまとまりがちですが、マフラーやバッグで明るい色をプラスするだけで、ぐっと垢抜けた印象になります。また、自分のパーソナルカラーを取り入れれば、顔色が明るく見え、さらに魅力的に仕上がります。
年中アイテムがそろう!毎日の服選びはトライアルで

気温ごとの服装をチェックしておくと、季節の変わり目でも安心。トライアルでは、人気のノビルノをはじめ、Tシャツ、アウター、インナー、小物まで、季節や気温に合わせたアイテムが豊富にそろいます。
店頭はもちろん、オンラインショップでも購入可能。オンラインで選ぶ際は、普段着ている服の中でシルエットが気に入っているものの身幅や着丈を測り、そのサイズに近いものを選ぶと失敗が少なくなります。ぜひ気温別の服装を目安に、毎日のコーディネートを楽しみましょう!
※店舗により品揃え・価格が異なる場合がございます。
※記事は2025年11月時点の内容です。