布団などの寝具の洗濯、収納方法は?秋・冬用に入れ替えよう
肌寒い季節に突入し、夜は特に気温が下がり、冷えやすくなってくる時期。そろそろ寝具は秋・冬用に…と考えている人も多いのではないでしょうか。
今回は、寝具を秋・冬用に替えるのに適したタイミングと、快適に眠るために知っておきたい、寝具の入れ替え時のお手入れ方法をご紹介します。
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秋・冬用の寝具はいつ頃準備する?
「今夜は冷える」と思った夜に、秋冬用の寝具の準備ができていないと、寒さを感じながら夜を過ごさなければいけません。寝具の準備は早めに行いましょう。
具体的にいつから準備すべきなのかは、お住まいの地域や快適な室温の感じ方によっても異なります。とはいえ、11月に入ると一気に冷え込みが厳しくなる地域が多いでしょう。
そのため、10月中旬~下旬頃を目安に、冬用のシーツや起毛の敷きパッド、毛布、掛け布団、羽毛布団などの準備をしておくことをおすすめします。
春・夏用の寝具を片づける手順
秋・冬用の寝具の準備と同時に行わなければいけないのが、春・夏用の寝具の片づけです。タオルケットや冷感シーツ、敷きパッド、枕カバーなど、ひとつひとつは薄手ですが、全部まとめて片づけるのは大変です。計画的にお手入れと片づけを進めましょう。
ここでは、寝具を片づける手順を、「洗濯」「収納」の2ステップでご紹介します。
ステップ1 洗濯する
汗をかきやすい季節に使った寝具をそのまましまうと、カビや悪臭が発生する原因に。次のシーズンも快適に使えるよう、しっかり汗や汚れを落としておきましょう。
春・夏物の寝具のうち、シーツや枕カバー、敷きパッドなどの軽めの寝具は、自宅で洗えます。洗濯機の容量にもよりますが、羽毛布団や肌掛け布団も春・夏用の薄手の物なら自宅で洗うことも可能。その際は、洗濯ネットに入れて洗うようにしてください。
洗剤は洗濯表示に従って選びますが、羽毛布団や肌掛けは中性のおしゃれ着用洗剤を使うのが一般的です。また、掛け布団は脱水をしすぎるとしわしわになってしまうので、1分程度を目安に行いましょう。
掛け布団や敷き布団は自宅で洗濯できる?
掛け布団であれば、自宅の洗濯機で洗えたり、手洗いできたりする物があります。ただし、タグに「水洗い不可」の表示がある場合は、クリーニングに出しましょう。
一方、敷き布団は、そもそも家庭用洗濯機に入りません。自宅で洗う場合は浴槽で洗うことになります。
ただし、キルティング加工されていない敷き布団を自宅で洗うと、中の綿が偏ってしまう可能性があります。また、乾かすにもかなり時間がかかるので、あまり現実的ではないでしょう。やはり、クリーニングに出すのがおすすめです。
クリーニングに出す以外では、布団が洗える大型の洗濯乾燥機が設置されているコインランドリーを利用するのも手。その日のうちに洗濯から乾燥までできるので、別日にあらためて取りに行く手間もなくて便利です。
ただ、洗濯から乾燥まで2~3時間はかかるので、時間に余裕のあるときに利用しましょう。
ステップ2 収納袋に入れる
布団類を保管するにあたっては、そのまま押し入れやクローゼットにしまうと、だんだんずれてきたり、下のほうがしわくちゃになってしまったりします。そのため、収納袋を活用するのがおすすめです。収納袋に入れることでずれを防ぎ、コンパクトに整理整頓ができます。
収納袋に入れる際は、洗濯後の寝具がしっかり乾いていて、温度が下がっているかを確認してください。乾かないうちにしまうと、せっかく洗った寝具にカビが生えてしまうことがあります。
市販の収納袋には、抗菌や防カビ、消臭機能がついた物のほか、取り出すときに便利な取っ手つきの物、外から中身が見える窓つきの物などがありますので、都合のいい収納袋を選びましょう。購入する際は、クローゼットや押し入れの奥行とサイズが合っているかをご確認ください。
また、家族分の布団を保管するとなると、収納スペースをかなり圧迫しますよね。そこで、おすすめなのが圧縮袋。
圧縮袋を使えば布団が3分の1程度の大きさになるので、収納スペースの削減はもちろん、出し入れする際の身体的な負担も減らすことができますよ。
トライアルで購入できる!寝具の収納アイテム
「羽毛ふとん袋」(東和産業)
748円(税込)
※同シリーズには、ほかに毛布・敷きパッド袋などもあり
※2021年9月 スーパーセンター長沼店調べ
※トライアルの商品はすべて税込表示です
「防ダニふとん圧縮袋M 2枚入」(LEC)
749円(税込)
※同シリーズには、ほかにサイズ違いの物や掛け・敷き布団用、毛布・タオルケット用などもあり
※2021年9月 スーパーセンター長沼店調べ
※トライアルの商品はすべて税込表示です
秋・冬用の寝具を出す際のポイント
春・夏用の寝具を収納したら、いよいよ秋・冬用の出番。
夏のあいだずっと押入れにしまわれていたシーツや敷きパッド、枕カバーといった軽めの寝具は、湿気やカビ、ホコリなどがついている可能性があるので、使う前に洗っておきましょう。洗濯方法は、春・夏用の寝具と同じ手順でOKです。
春・夏物の寝具との一番の違いは、「かさばる物が多い」「起毛の物が多い」という点。一度にたくさん洗濯しようとしても、洗濯機に入らなかったり、十分に汚れを落とせなかったりする可能性があるので、少しずつ洗濯しましょう。
また、掛け布団や敷き布団といった大物寝具は、収納前にクリーニング済みであれば天日干しするのがおすすめ。日にあてて湿気を取ると、寝るときの快適さがだいぶ違いますよ。
寝具は「収納前に洗っておく」ことが基本ですが、もし春・夏用への入れ替え時に洗わないまま収納した場合は、このタイミングでクリーニングに出して、清潔な布団を使うようにしてくださいね。
寝具の入れ替えは計画的に!収納グッズはトライアルでお得に!!
一人分でもかさばる寝具は、洗濯する時間も、干すスペースも通常の洗濯よりも必要になります。そのため、時間に余裕を持って、計画的に入れ替えを進めましょう。
また、寝具の入れ替え時に必要な収納袋などのグッズは、トライアルでお得にお買い求めいただけます。さまざまな種類をご用意しておりますので、ご自宅の都合に合った物をお選びください。買い足したい・買い替えたい布団カバーや枕カバー、シーツ、毛布なども、お手頃価格で取り揃えていますよ!
寒い時期に備えて今のうちから準備を整え、快適な眠りを手に入れましょう。