

【トイレ掃除の正しいやり方】ポイントや清潔に保つコツをプロが解説
毎日使うトイレは、家族みんなが気持ちよく過ごすためにも、常に清潔にしておきたい場所のひとつ。
でも、「どこからどう掃除すればいいかわからない」「正しいやり方ってあるの?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ハウスクリーニングとリフォームの会社「リノモア」代表の樽川めぐみさんにインタビュー。トイレ掃除の方法やトイレを清潔に保つコツを教えていただきました。
教えてくれたのはこの人!

樽川めぐみ(たるかわ めぐみ)
ハウスクリーニングとリフォームの会社「リノモア」代表。清掃業界の女性リーダー。お掃除アドバイザーとしては、プロの清掃作業から着想を得た、一般家庭でもラクに手早く掃除が終わる「ラクおわ」掃除を提唱。TVや雑誌などにも出演する。2022年に自叙伝『家なしお掃除起業で人生逆転した主婦の話:金コネ学歴なしでもドンとこい!』(ともにKindle ダイレクト・パブリッシング)を出版。
目次
トイレ掃除の際に準備するもの
トイレ掃除をスムーズに進めるためには、あらかじめ道具をそろえておくことが大切です。
まずは基本のセットを準備しましょう。
用意するもの
・トイレブラシ
・トイレ用洗剤
・クエン酸スプレー
・使い捨てトイレシート
・ゴム手袋
・マイクロファイバークロス
・乾拭き用の雑巾
洗剤は汚れの程度に合わせて使い分けると効果的。
例えば、便器内の黒ずみや尿石などが気になる場合は、塩素系洗剤や酸性洗剤を用意しておくと安心です。
トイレ掃除は上から下が基本!順番と手順を押さえよう

トイレ掃除は「上から下へ」の順番で進めるのが鉄則。
これは、上部を掃除した際に落ちたほこりや汚れを、最後に床掃除でまとめてきれいにできるからです。
トイレ掃除の際は、照明や換気扇→壁→便器本体→床という流れで掃除すると効率的。
ただし、便器が汚れている場合は、先に本体を掃除したほうが服も汚れにくく、においも軽減されて快適です。
トイレ本体の掃除方法
トイレの中でも、もっとも汚れやすいのが便器まわり。
汚れの程度に応じて、使う道具や順番を工夫することで、効率良く清潔に保つことができます。
1. 汚れの状態をチェックする

まずはトイレのフタを開けて、便器の中の状態を確認してください。
黒ずみや尿石、カビなどの頑固な汚れがあるかどうかを見て、必要に応じて洗剤の種類を使い分けます。
汚れがひどい場合は、適した洗剤を塗布し、しばらく置いて汚れを分解させましょう。
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便座裏のゴム部分など、見落としがちな部分にも、ブラシの先で塩素系漂白剤などの洗剤を少量塗布するのがおすすめです。
2. フタや便座などを拭き掃除する

洗剤を置いている間に、便器のフタ・便座・外側などを上から順番に拭き掃除します。
軽い汚れならトイレシートでOK。
しっかり掃除したいときは、クエン酸スプレーとマイクロファイバークロスを使うのがおすすめです。
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3. 便器の中をブラシでこすり洗いする

「1」で洗剤をなじませておいた便器の中を、トイレブラシで丁寧にこすります。
特に目立つ汚れがない場合は、トイレ用洗剤をかけてすぐにこすり洗いしましょう。
汚れが落ちたら、水を流して終了です。
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トイレの黒ずみを落とすには?掃除方法とすぐできる予防法を解説
4. トイレブラシを洗って除菌する

掃除が終わったら、トイレブラシは便器の中で洗い、アルコールスプレーを吹きかけて除菌しましょう。
アルコールスプレーをかけることで、カビの発生を防ぐ効果が期待できます。
汚れがつきやすく、においの原因にもなる便器や便座は、週1回のペースでしっかり掃除を。
トイレシートなどでこまめに拭いておくと、週1の掃除がぐっとラクになります。
トイレの壁の掃除方法
トイレの壁は汚れていないように見えても、尿ハネやほこりが溜まりやすい場所。
特に胸の高さより下の位置は定期的なお手入れが必要です。
1. 照明・換気扇まわりからほこりを落とす

まずは、脚立や踏み台を使って、照明・換気扇・窓まわりのほこりを拭き取りましょう。
ワイパーなど伸ばせる道具を使えば、安全に掃除できます。
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2. 壁の下半分を重点的に拭く

胸の高さから下の壁は、尿ハネの影響を受けやすい部分。
水で濡らしたマイクロファイバークロスにクエン酸スプレーを吹きかけて、上から下へと丁寧に拭いていきましょう。
照明・換気扇・窓まわりのほこりが気にならない場合は、「2」の工程だけでも問題ありません。
表面に凹凸がある壁紙は、トイレシートだと破れやすいため、マイクロファイバークロスを使うのがおすすめ。
胸の高さから下の壁は、月1回の掃除を目安にすると◎。
胸より上の高さの壁は、ほこりが気になったタイミングで掃除しましょう。
トイレの床の掃除方法
トイレの床は、尿ハネや髪の毛、ほこりなどが溜まりやすい場所。
奥から手前に向かって、順番にきれいにしていきましょう。
1. 奥から掃除機をかける

まずは、床の奥から手前に向かって掃除機をかけます。
トイレ本体の裏側や細かいすき間には、すき間ノズルを使うと効果的です。
2. マイクロファイバークロスで拭き掃除する

掃除機をかけ終えたら、水で濡らしたマイクロファイバークロスにクエン酸スプレーを吹きかけて、拭き掃除を行いましょう。
クエン酸の力で汚れだけでなく、気になるにおいもリセットできます。
3. 仕上げに乾拭きする

最後に乾拭き用の雑巾で全体をサッと拭き上げると、濡れた床に残っていたほこりもきれいに取り除けます。
掃除の仕上げにひと手間加えることで、より清潔に保てます。
トイレの床は、ほこりなどの目に見える汚れが気になったタイミングで掃除するようにしましょう。
【トイレ掃除】そのほかの掃除方法
見落としがちな場所もしっかりお手入れすることで、トイレ全体の清潔感がグッとアップします。
トイレの換気扇の掃除方法

トイレの換気扇はトイレの空気を清潔に保つために欠かせない設備。
ほこりが溜まりやすいので、定期的なお手入れが必要です。
トイレの換気扇の掃除手順
1. 掃除機や刷毛を使って、カバーに付いたほこりを落としながら吸いとる。
2. トイレシートや水で濡らしたマイクロファイバークロスでカバー全体を拭き取る。
3. 換気扇のカバーが外れる場合は、中のプロペラ部分にもほこりが溜まっているので、掃除機やブラシを使ってほこりをとる。
換気扇や天井を掃除する際は、脚立や踏み台を使い、安定した足場で作業してください。
便座の上に立つのは、ケガや破損の原因になるため避けましょう。
換気扇は月1回の掃除が目安。
換気扇フィルターを付けている場合は、月に1回は交換し、併せて掃除するのが理想的です。
トイレの脱臭フィルターの掃除方法

ウォシュレットに内蔵されている脱臭フィルターも、気づかぬうちに汚れが溜まりやすい場所です。
放置すると脱臭効果が落ちるため、定期的に掃除しましょう。
トイレの脱臭フィルターの掃除手順
1. 説明書を確認し、トイレの脱臭フィルターを取り外す。
2. 洗面所に移動し、クエン酸スプレーを吹きかけて、使い古した歯ブラシや硬めのブラシでしっかりこすり洗いする。
3. 洗い終えたら乾いたタオルでしっかり拭き、水分をしっかり取ってから元の場所に戻す。
脱臭フィルターの存在を知らない人も多いかもしれませんが、意外と汚れが溜まりやすく、においの原因になることも。
2~3ヵ月に1回を目安に掃除するとよいでしょう。
トイレの収納棚の掃除方法

トイレの収納棚は、トイレットペーパーの紙くずやほこりが溜まりがちな場所。
見た目以上に汚れていることが多いので、定期的な掃除を心掛けましょう。
トイレの収納棚の掃除手順
1. 棚の中の物をすべて取り出す。奥にあるストック品なども忘れずにチェックする。
2. 水で濡らしたマイクロファイバークロスやトイレシートで、棚の表面と中を丁寧に拭き取る。
3. 棚の中がきれいになったら、中身を整理しながら戻す。不要なものがあればこの機会に処分すると◎。
トイレットペーパーの消費量が多いご家庭のほうがほこりは溜まりやすいため、4~5人家族の場合は月に1回程度の掃除が望ましいでしょう。
1人暮らしや2人暮らしの場合は、3ヵ月~半年に1回程度でも十分です。

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トイレを清潔に保つコツ

毎日のちょっとした心掛けで、トイレの清潔感はぐんとアップします。
家族全員が気持ちよく使える空間をキープするために、ぜひ取り入れてみてください。
座って用を足す
トイレの尿ハネの多くは、立って用を足すことが原因です。
家族全員が座って用を足すことで、床や壁の汚れが格段に減ります。
「座ってスタイル」が、トイレ掃除をラクにしてくれる第一歩です。
便器のフタを閉めて水を流す
トイレの水を流すときは、必ず便器のフタを閉めるようにしましょう。
水しぶきが飛び散るのを防げるほか、ウォシュレットのタイプによっては節電効果が期待できるモデルもあります。
ただし、フタを閉めたことで便器内のものが完全に流れ切れていない場合もあるため、流した後には軽く確認するとよいでしょう。
布製のトイレ用品はこまめに洗濯or使わない
便座カバーやトイレマット、スリッパなどの布製品は、においが染みつきやすいアイテムです。
そのため、使う場合はこまめに洗濯をしましょう。
衛生面が気になる場合は、使い捨てや洗えるタイプの便座シートに切り替えるのもおすすめです。
定期的に友人を招く
定期的に友人や家族を自宅に招くというのもひとつの手です。
普段あまり掃除しないトイレの手洗い場や壁、床なども、このタイミングでいっしょに掃除してしまうのがおすすめ。
頻繁に友人を呼ぶことで、家をきれいに保つモチベーションにもなり、結果的に清潔な状態を維持しやすくなります。
トイレの手洗い場に石やビー玉などをインテリアとして置いている人もいますが、掃除のハードルが上がるので、何も置かないのがベターです。
万が一、流れてしまった際に詰まりの原因になることもあるので、注意しましょう。
正しいトイレ掃除のやり方を知って、清潔な空間をキープしよう

トイレは家族全員が毎日使う場所だからこそ、いつでも清潔にしておきたいもの。
正しい手順と道具を知っておけば、面倒に感じがちなトイレ掃除もグッとラクになります。
トライアルでは、トイレ掃除に役立つ洗剤や使い捨てトイレシート、ゴム手袋、マイクロファイバークロスなどの掃除グッズを、お手頃価格で取りそろえています。
モチベーションが上がる掃除アイテムをそろえて、トイレ掃除を無理なく習慣化しましょう。