

ほっけの焼き方は意外と簡単!フライパンやグリルでおいしく焼くコツ
ほっけは、フライパンや魚焼きグリルを使って、家庭でも手軽においしく焼ける魚のひとつです。
とはいえ、「皮がくっつく」「パサつく」など、うまく焼けずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、フライパンや魚焼きグリルでのほっけの焼き方や、ふっくら仕上げるコツ、冷凍ほっけの扱い方を料理家の風間章子さんに教えてもらいました。
フライパンやグリル、それぞれの調理法に合わせたポイントも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
教えてくれたのはこの人!

風間章子(かざま あきこ)
料理家/調理師
イタリアンレストランで6年間修業した後、カフェを立ち上げ、雑誌やウェブなど、さまざまなメディアにて料理監修で活躍。これまで、4店舗のカフェの料理メニューの立ち上げを行う。料理の技術向上はもちろん、料理の楽しさを伝えることを目的とし、料理の撮影や料理教室を開催するキッチンスタジオ「人形町キッチン」を運営。わかりやすい説明と気さくな人柄で、好評を得ている。
X(旧Twitter):@ACCO_kzm
トライアルでの販売価格
縞ほっけ開き…本体価格398円(税込429円)
※2025年6月 メガセンター八千代店調べ。
※販売価格は時期や産地によって変動します。
【フライパン】ほっけの焼き方
フライパンを使えば、グリルがなくても簡単にほっけを焼くことができます。
フライパンでほっけを焼く基本的な手順は次のとおりです。
手順
1. フライパンに油小さじ1を敷き、中火で温める
2. ほっけの身を下(皮目を上)にして中火で2~3分焼く
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3. 焼き目がついたら裏返し、酒大さじ1を加え、すぐに蓋をする

4. 火を弱めの中火にして、3分程蒸し焼きにする

【フライパン】ほっけをおいしく焼くコツ

ここでは、フライパンでほっけをよりおいしく焼くためのポイントをご紹介します。
日本酒を入れて蒸す
ほっけを焼き上げる途中で日本酒を加えることで、水蒸気の力で身がふっくらと仕上がります。
水でも代用可能ですが、日本酒を使うことで魚特有の臭みを抑え、風味がぐっと豊かになります。
フライパンに入らない場合はカットして焼く
ほっけが大きくてフライパンに収まらない場合は、無理に押し込まず、あらかじめ半分にカットして焼くのがおすすめです。
火の通りも均一になり、扱いやすくなります。
裏返すときはフライ返しを使うだけでなく、お箸で身をそっと支えてあげると崩れにくくなります。
特に干物は身がやわらかいため、丁寧に扱いましょう。
【魚焼きグリル】ほっけの焼き方
魚焼きグリルを使えば、皮はパリッと、身はふっくらと焼き上がります。
両面グリルの手順
1. 魚焼きグリルを予熱する

2. ほっけの身を上(皮目を下)にして中火で6~8分焼く
片面グリルの手順
1. 魚焼きグリルを予熱する
2. ほっけの身を上(皮目を下)にして中火で3~4分焼く

3. 焼き目がついたら裏返し、再び中火で3~4分焼く
グリルの性能によって焼き加減に差があるため、ご家庭のグリルに合わせて焼き時間や火力を調整しましょう。
【魚焼きグリル】ほっけをおいしく焼くコツ
ここでは、ほっけの焼きムラを防ぎつつ、ふっくらジューシーに仕上げるためのポイントを紹介します。
身から焼く
焼き始めは、皮目ではなく身を上にして加熱するのがコツです。
これにより、切り口が焼かれてうまみをしっかり閉じ込めることができます。
これはフライパン調理でも同様です。
フライパンの場合は、身を下(皮目を上)にして、切り口から加熱しましょう。
グリルを予熱して油を薄く塗っておく
ほっけを焼く前に魚焼きグリルを予熱し、網にキッチンペーパーなどで薄く油を塗っておくと、身がくっつきにくくなります。
ただし、油を塗りすぎると火が出る可能性があるので注意しましょう。
冷凍ほっけはどう焼くの?

冷凍のほっけの干物も、ちょっとした工夫でおいしく焼くことができます。
解凍の具合や加熱時間の調整がポイント。
身に厚みがある場合は、焼く前に冷蔵庫で半解凍しておくのがおすすめです。
反対に、薄くて小ぶりなものは冷凍のまま焼いた方が食感よく仕上がります。
完全に解凍してしまうとうまみが逃げてしまうため注意しましょう。
焼き時間は通常よりも1~2分程度長めに設定し、様子を見ながら加熱します。
急いでいるときは、500Wの電子レンジで30秒程加熱してから焼き始めると時短になりますが、風味を損なうおそれがあるため、できるだけ自然解凍するのがおすすめです。
焼いたほっけの保存方法

食べきれなかったほっけは、身をほぐしてラップに包み、冷凍用保存袋に入れて冷凍するのが基本。
約1ヵ月保存でき、食べる際は電子レンジで温めるだけなので、時短にも便利です。
器ごとラップをかけて冷蔵庫で保存する場合は、1~2日以内であればおいしくいただけます。
お弁当用や副菜として活用したい場合は、ごま油で軽く炒め、ごまや刻んだ大葉と混ぜて小分けにして冷凍するのもおすすめ。
味付けをすることで、冷凍後も品質が落ちにくくなります。
日本酒、ごま油、醤油などを使って、風味豊かに仕上げましょう。
ほっけの焼き方をマスターして、もっと気軽に魚料理を楽しもう

ほっけは、フライパンでも魚焼きグリルでも、手軽においしく焼ける万能な魚です。
基本の焼き方に加え、ちょっとしたコツを押さえるだけで、外はパリッと中はふっくらとした理想の仕上がりになります。
トライアルでは、そんな便利でおいしいほっけをお手頃価格で取り扱っています。
ぜひお近くの店舗に足を運んで、魚料理をもっと気軽に楽しんでみてください。

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