
ローストビーフの切り方、盛り方のコツ―普通の包丁でふんわり薄く
家族や友人が集まる特別な日のごちそう、ローストビーフ。
家庭で使う普通の包丁でもブロックから上手にふんわり薄く切るコツをご紹介します。
肉のちょうどよい厚さ、包丁の刃を入れる向きや角度など、ちょっとしたコツが満載。
いつもの1枚がよりおいしく食べられるための切り方のコツと“映える”盛り付けのポイントを伝授します。

年末のごちそうに、簡単&ヘルシー!炊飯器でローストビーフ
普通の包丁で上手に薄く切る方法

ローストビーフを切る専用のナイフもありますが、今回はどんな家庭も準備しやすい万能包丁(三徳包丁)でスライスしていきます。
薄く綺麗にスライスするには、包丁の切れ味も大事。事前に研いでおくことをおすすめします。
ローストビーフは冷えている方が肉が締まっていて切りやすいため、直前まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。
1. 肉の繊維に90度になるように刃を入れる
塊肉をまな板に置き、肉の繊維を断つように、垂直に包丁を入れます。繊維がブロックに対して斜めに走っている場合も多いので流れをよく見て刃を当てる向きを調整します。

2. 冷たい状態で包丁をゆっくり前後に動かす
包丁をゆっくり前後に動かしながら切っていきます。薄く切った方が香りも立ちやすく、肉のやわらかい食感と旨みが味わえますが、家庭でトライするのであれば、2〜3mm程度の薄さが切りやすいでしょう。

3. スライスした肉は脇に倒し、重ねる
切り終わった肉は包丁と一緒にペタンと脇に倒し、まな板の横に重ねていきます。1枚ずつお皿に盛らず、必要な量を先にすべてスライスしてしまいます。

4. まな板の上で肉の列を整える
全ての肉を切り終わったら、まな板の上で向きや角度を整え、お皿に盛った時の様子をイメージして重なりを少しずつずらし、一列ごとに包丁の腹にのせて、そのままお皿に移します。

5. 皿の奥2/3くらいのスペースに扇状に肉を並べる
お皿は、付け合わせの野菜が置けるよう手前1/3くらい空けておき、奥から皿の縁に沿って扇状に肉を載せていきます。肉をのせた包丁は、お皿に置いたら、滑らせるようにそっと抜きます。その際に、肉を器の縁の形に合わせて少しずつずらしていくのがポイントです。

6. 手前に野菜を盛り付ける
肉が盛り付け終わったら、付け合わせの野菜を手前の空きスペースに彩りよく盛り付けます。

年末年始を締めくくる祝杯は、ローストビーフとフレシネで

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※20歳未満の酒類の購入や飲酒は法律で禁止されています。