
換気扇、レンジフードの油汚れをきれいに!大掃除のポイントは?
提供:花王株式会社「くらしの研究」
毎日使うキッチン。シンクやコンロと違って手が届きにくい換気扇やレンジフードの掃除は、つい後回しにしてしまいがち。面倒な換気扇掃除ですが、汚れに合わせた専用の洗剤とちょっとしたポイントを押さえて、少しでもラクに掃除しませんか。ぜひ、大掃除のタイミングで実践してみましょう。

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換気扇の汚れを放置すると、室内がベタベタに!?
換気扇は長期間掃除をせずに放置すると、気付かないうちに問題が発生していることも。
例えば、油やホコリが蓄積してフィルターが目詰まりを起こしたり、プロペラやファンに油汚れが付着したりしていると、回転のバランスが崩れてモーターの軸に負担をかけ、異音の原因になることもあります。
また、内部に汚れがたまって目詰まりを起こすと、換気効率が悪くなり、うまく換気できずに油煙が広がってしまうこともあるようです。特にオープンキッチン(アイランドキッチン)のご家庭では、リビング全体に油を含んだ空気が広がり、ベタつきの原因になりかねません。
ガンコな油汚れの原因と落とし方
換気扇の油汚れが落ちにくいのはなぜ?
油汚れが付着しても、最初は粘度が低くサラサラなので、まだ汚れを落としやすい状態です。ただ、6ヶ月を過ぎると、次第に油が変性して材質への付着力も強くなり、ガム状に固まって落としにくくなります。
変性した油汚れを落とすには?
変性油汚れは、溶剤や発泡剤などを主成分とする洗浄剤を使って除去することができます。住宅用の強力洗剤「マジックリン ハンディスプレー」を使うと、しつこい油汚れを泡が浮かせて分解。手軽にスッキリ落とせます。
換気扇・レンジフードをキレイにする基本の掃除アイテムはコレ!
まずは掃除に必要なアイテムを用意します。
必須アイテム

・炊事用手袋
・目を保護するためのメガネ

あると便利なもの
・スポンジ
・ティッシュペーパー
・古タオル
・歯ブラシ
・割りばしor不要なプラスチックカード
・古新聞

換気扇掃除を始める前に準備しておくこと
安全に掃除するため、以下に気を付けましょう。
- 必ず換気扇のコンセントを外す(電源を切る)。
- ガスコンロの元栓を閉める。IHクッキングヒーターはメインスイッチを切る。
- 窓などを開けて換気を良くする。
- 炊事用手袋をして、メガネ等を着用。
新聞紙を敷いて、余計な掃除を増やさない!

汚れた部品を置くときや、掃除中に汚れや洗剤液が落ちたときのために、古新聞紙を敷いておくと便利です。換気扇やレンジフードの真下、周囲の調理台、床に敷いておくと良いでしょう。
また、外したネジは転がりやすいので、小皿やコップなどに入れておけば紛失防止に!
取り外せる部品を外して、油汚れに強い専用洗剤で洗おう!
換気扇の部品を取り外す
フィルターやファンなどの取り外せる部品を取り外します。
ご家庭によってタイプが異なるため、それぞれの部品の取り外し方は、取扱説明書やメーカーのホームページを参照しましょう。
フィルターやファンを洗う


取り外したフィルターやファンなどの部品をシンクの中に入れ、「マジックリン ハンディスプレー」を直接スプレーします。5分ほどおいて汚れを浮かせてから水で洗い流し、しっかりと乾かしましょう。
※マジックリン製品は、ご使用前に必ず使用上の注意をよく読んでからお使いください。
※アルミ製品、油や熱などで傷んだ塗装、フッ素コートは、目立たない所で試してからお使いください。
ポイント:しつこい汚れは、事前にこそげ落とすと効果的!
こびりついた汚れは一度では落ちない場合があります。繰り返して落とす方法もありますが、掃除の前に、割り箸や要らなくなったプラスチックカードなどでこそげ落としておきましょう。
このひと手間で後の掃除がラクになります。

取り外せない部品は、洗剤を付けた布で拭き掃除!
レンジフードは拭き掃除してから水拭きを

レンジフードなどの取り外せない部分は、「マジックリン ハンディスプレー」をスプレーした布で、汚れた部分を拭き取ります。最後に十分水拭きをして、乾かしましょう。
なお、洗剤液や飛沫が目に入る恐れがあるので、目より高い位置の汚れには直接スプレーしないように気をつけてください。
※マジックリン製品は、ご使用前に必ず使用上の注意をよく読んでからお使いください。
※アルミ製品、油や熱などで傷んだ塗装、フッ素コートは、目立たない所で試してからお使いください。
日常的な簡単お手入れが、次の換気扇掃除をラクにする!
大掃除のときだからこそ、徹底的に汚れを落として、気持ち良く新年を迎えたいもの。換気扇やレンジフードの油汚れは、「マジックリン ハンディスプレー」さえあればラクに落とすことができるのもポイントです。
また、せっかく掃除した換気扇は、できるだけキレイに保ちたいですよね。そのためには、汚れの軽いうちにこまめにお手入れすることを意識すると◎。
換気扇フィルターには、市販の外付けフィルターを取り付けても良いでしょう。定期的に外付けフィルターを交換するだけで、本体への汚れの付着を抑えることができます。ただし、外付けフィルターの使用がNGな場合もあるので、必ずメーカーの情報をご確認ください。
また、整流板タイプの場合は、定期的にオイル受けにたまった油を捨てて整流板を拭くように心がけましょう。
そして、ここで紹介した「マジックリン ハンディスプレー」をはじめとする大掃除に必要なアイテムは、もちろんトライアルで購入することができます。大掃除の準備の際は、ぜひチェックしてください!

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