Keywords
■ リテールAI
AIを用いた小売業のDX(デジタルトランスフォーメーション)。小売業のさまざまな工程(決済、販売促進、在庫管理、発注など)にAIを導入しビジネスの変革を図ること。一般的に使用されることが多い「リテールテック」(小売業に情報技術を導入すること)に対し、より「AI活用」を強調している。
#小売 #AI #DX
■ スマートショッピングカート
トライアルグループが開発した、タブレットとバーコードリーダーを搭載したセルフレジ機能付きの買い物カート。トライアル専用プリペイドカードをスキャンすることでカートが使用できるようになり、お客様は商品のバーコードをスキャンしながらお買い物を進める。専用ゲートを通過する際にプリペイドカードのチャージ額からお買い上げ額が引かれ、レジ待ちをすることなくキャッシュレス決済が完了する。プリペイドカードに登録されたお客様の属性や購買履歴等のデータに基づき、クーポン・レシピの配信やレコメンド(商品のおすすめ)を行う、ショッパーマーケティング(商品の消費者ではなく、商品の購入者に対する販売促進活動)のツールでもある。一部の店頭などにおいては「レジカート」の愛称が使用されている場合もある。
#レジレス #キャッシュレス #ショッパーマーケティング #リテールメディア
■ リテールAIカメラ
トライアルグループが開発した、小売店での使用に特化したAIエンジン搭載カメラ。商品棚の監視やお客様の店内での動線分析をおこない、売場の最適化に寄与する。一例として、AIによる商品棚の画像解析で欠品(商品ごとに設定された必要最低限量を下回ること)を検知すると、アラートをバックヤードに送り補充を促す機能を持つ。また、お客様の行動(棚前で立ち止まったか、商品を手に取ったかなど)も把握する。お客様の個人情報保護のため、映像そのものは蓄積せず、分析結果のみをサーバーに送信する仕様になっている。
#動線分析 #人流解析 #売場の最適化 #欠品防止 #購買行動の可視化
■ MD-Link
店舗運営に伴い蓄積されるビッグデータ(在庫情報、購入履歴、個人を特定しない顧客属性情報など)を取引メーカーや卸と共有するためのシステム基盤(トライアルグループが開発)。メーカーや卸は同システムを介してデータ抽出や分析をおこなえるほか、トライアル側からデータ活用のコンサルティングを受けることも可能。
#ビッグデータ
■ オペレーションドリブン
現場での実務を基点として、機器やサービスを設計・運用したり、意思決定をおこなったりする業務プロセスの在り方。例えば、現場の実情に即さないテクノロジーの過剰な高度化を避けるため、トライアルグループではIoT機器の開発を「オペレーションドリブン」で―店頭での実際の運用を通じて得られた知見や課題、データをもとに―おこなっている。